若手No.1のフラメンコ・ダンサー　ロシオ・モリーナが待望の再来日！ ロシオ・モリーナ舞踊団「AFECTOS -アフェクトス- 」開催

株式会社サンライズプロモーション東京(所在地：東京都港区)は、ロシオ・モリーナ舞踊団「AFECTOS -アフェクトス- 」を開催することを発表致します。

日本公演　公式サイト： http://rocio-molina-japan.com/


フラメンコと言えば、華やかな衣装や、情熱的な音楽や歌といった表現が連想されますが、ロシオのフラメンコは、静と動、緊張と緩和、モノトーンから浮かび上がる紅色という印象。まさにフラメンコ界の次世代を担う、世界を代表するトップダンサーです。フラメンコの枠を超え、全ての観客を惹きつけます。


■ロシオ・モリーナ　プロフィール
1984年、スペインのマラガに生まれる。3歳から踊りを始める。
17歳のとき(2001年)にマリア・パヘス舞踊団へ入団し、世界各地で活躍。2002年、マドリッド王立舞踊高等学校を卒業。
2005年、ビトリア中央劇場(Teatro Principal de Vitoria)にて処女作『Entre Paredes(壁の間)』を発表。翌年以降も次々と精力的に新作を発表し、ヨーロッパ・北米など各地で好評を博す。
2010年には、26歳という若さでスペインの芸術・ダンス・文化の中でもっとも栄誉ある「Premio Nacional de Danza 2010(スペイン舞踊家賞)」を受賞。これはスペイン舞踊界最高の栄誉ある賞であるため、受賞したロシオ本人も非常に驚いたという。
天才的な音感、驚異的な身体能力、そして天性の踊り手としての感性を備え、伝統的なフラメンコから現代作品まで、奇抜な振り付けと高度なテクニックを駆使したステージは、全世界で高い評価を得ている。現代フラメンコ界における若手ナンバーワンの舞踊家である。


■ロシオ・モリーナの世界での評価
舞台の天井から砂が雨のようにロシオ・モリーナの身体に降り注ぎ、公演が幕をおろすと、ニューヨークシティセンターを、大喝采とブラボーと言う声援が鳴り止むことなく包み込んだ。しかし、それ以上に感動的な出来事がこのバイラオーラ(女性舞踊手)に起こった。
楽屋に戻ると、そこにはミハイル・バリシニコフ、ダンス界の生きた伝説の一人である偉大な舞踊家が、彼女の前で膝まづいたのだ。ロシオ・モリーナは戸惑い、驚いて、慌てて彼を立ち上がらせた。このバリシニコフの態度は、ニューヨーク市民がフラメンコを歓待したことを見事に象徴している。
- アメリカ／ABC

ロシオ・モリーナ ― 始めて彼女の踊りを目にした時、若干19歳でありながら、まるでフラメンコ創世記の伝説のバイラオーラ(女性舞踊手)が降臨したかのような、その老練な動きと表情に驚かされた。あれから10年。20歳で初の自作品発表以来、立ち止まることなく作品毎に独自の世界を広げてきた。今までのフラメンコにはなかった動きや衣装、演出を取り入れるようになったロシオの舞台は“コンテンポラリー”と混同されることもある。だが、ロシオの踊りの奥底には、フラメンコの伝統、暗黙のルールが遵守されている。それがある限り彼女はフラメンコだ。
- 坂倉まきこ(フラメンコ・コーディネーター)


■日本初上演「AFECTOS -アフェクトス-」
AFECTOS ― それは2人の人間の間に起こる、情動・喜び・憂い・怒り・愛…。
人間に付きまとうあらゆる感情が、踊り手・ロシオと歌い手・ロサリオという2人の女性によって表現される。2人の女性の親密な交感を感じさせるこのプログラムは、男性によるカント(歌唱)がリードすることの多いフラメンコにおいて、「女性によるフラメンコ」を電撃的に提示した。
ロッキングチェアとコートスタンドというシンプルなセットの中で、ロシオはまるでプライベートな空間であるかのように振る舞い、彼女自身の喜びだけのためであるかのように自由に踊る。そんな気まぐれで蠱惑的なロシオと、それに魅了されたロサリオ、そしてコントラバスのパブロ・マルティンという3人のフラメンコを通した極私的な会話が「アフェクトス」である。
フラメンコ愛好家のみならずあらゆるダンスファンから熱い視線を浴びるロシオのフラメンコは、ここ東京でどのような感情を生み出すのか。


■公演概要
公演名：ロシオ・モリーナ舞踊団「AFECTOS -アフェクトス-」

日程・会場：11月23日(月・祝)　開演15:00
　　　　　　東京国際フォーラム ホールC(東京公演)
　　　　　　料金　￥8,500／￥6,500／￥4,500(全席指定・税込)
　　　　　　11月26日(木)　開演19:00
　　　　　　森ノ宮ピロティホール(大阪公演)
　　　　　　料金　￥8,500(全席指定・税込)

チケット発売中：チケットぴあ( http://w.pia.jp/t/afectos/ )　ほか