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    調査・報告

    ~ 2014年度JCSI(日本版顧客満足度指数)年間発表 ~  CS総合1位は2年ぶりの「劇団四季」  業種別はエンタテインメントとホテルが高評価

    サービス産業生産性協議会(代表幹事:秋草 直之 富士通株式会社顧問)は、2014年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」調査にて調査・分析を行った全32業種408企業もしくはブランド(以下 企業・ブランド)の結果を取りまとめ、発表しました。
    業種・業態別の顧客満足分布

    ▽2014年度JCSI(日本版顧客満足度指数)年間発表 詳細
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/att_60253_1.pdf
    ▽2014年度JCSI(日本版顧客満足度指数)年間発表 参考資料1~3
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/att_60253_2.pdf
    ▽2014年度JCSI(日本版顧客満足度指数)年間発表 別冊参考資料
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/att_60253_3.pdf


    ▽主な調査結果は以下のとおり
    ●企業・ブランド総合順位:劇団四季が2012年度以来の総合第1位。4位に生命保険のコープ共済。
    第1位:「劇団四季」(エンタテインメント業種1位)
    第2位:「東京ディズニーリゾート」(エンタテインメント業種2位)
    第3位:「宝塚歌劇団」(エンタテインメント業種3位)
    第4位:「コープ共済」(生命保険業種1位)
    第5位:「都道府県民共済」(生命保険業種2位)

    ●業種比較結果(※):エンタテインメントについでビジネスホテルが高評価。
    第1位:エンタテインメント
    第2位:ビジネスホテル
    第3位:シティホテル
    ※各業種の「顧客満足中央値」(各業種内の中央順位の企業の指数)を比較


    I.2014年度調査 総合比較
    1. 業種別の顧客満足比較
    2014年度に実施した32業種の「顧客満足」は、下図の通りに分布しました。
    各業種の状況を示す「中央値(>)」で比較すると、「エンタテインメント」「ビジネスホテル」「シティホテル」の3業種が高い評価となっています。また、各業種の顧客満足最高点で比較すると、「エンタテインメント」「生命保険」「シティホテル」「通信販売」の順に高くなっています。

    業種・業態別の顧客満足分布(2014年度): http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_1.jpg


    2. 顧客満足上位50企業・ブランド
    2014年度に調査を行った32業種の正規調査対象企業の中で、「顧客満足」が高く評価された上位50社(48位まで)です。通信販売業種の企業・ブランドが8社ランクインし、最も多くなりました。

    顧客満足上位50企業・ブランド(2014年度): http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_2.jpg
    ※網掛は各業種1位企業。※【自】:自動車保険 【住】:住宅火災保険

    <5位まで抜粋>
    1位(84.6):劇団四季       /エンタテインメント
    2位(82.7):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント
    3位(82.1):宝塚歌劇団      /エンタテインメント
    4位(81.9):コープ共済      /生命保険
    5位(81.0):都道府県民共済    /生命保険


    3. 6指標の上位企業・ブランド
    JCSIで指数化する6つの各指標における上位企業・ブランドは以下の通りです。

    [顧客期待の上位企業・ブランド:企業・ブランドへの期待]
    サービスを利用する際に、利用者が事前に持っている企業・ブランドの印象や期待・予想を示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(83.3):劇団四季       /エンタテインメント
          帝国ホテル      /シティホテル
    3位(82.5):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_3.jpg


    [知覚品質の上位企業・ブランド:全体的な品質評価]
    実際にサービスを利用した際に感じる、品質への評価を示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(83.7):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント
    2位(82.7):劇団四季       /エンタテインメント
    3位(81.1):帝国ホテル      /シティホテル

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_4.jpg


    [知覚価値の上位企業・ブランド:コスト・パフォーマンス]
    受けたサービスの品質と価格とを対比して、利用者が感じる納得感、コストパフォーマンスを示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(80.9):劇団四季   /エンタテインメント
    2位(79.8):コープ共済  /生命保険
          都道府県民共済/生命保険

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_5.jpg


    [顧客満足の上位企業・ブランド]
    利用して感じた満足の度合いを示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(84.6):劇団四季       /エンタテインメント
    2位(82.7):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント
    3位(82.1):宝塚歌劇団      /エンタテインメント

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_6.jpg


    [推奨意向の上位企業・ブランド:他者への推奨意向]
    利用したサービスの内容について、肯定的に人に伝えるかどうかを示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(74.8):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント
    2位(73.3):帝国ホテル      /シティホテル
    3位(72.8):劇団四季       /エンタテインメント

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_7.jpg


    [ロイヤルティの上位企業・ブランド:将来の再利用意向]
    今後もそのサービスを使い続けたいか、もっと頻繁に使いたいかなどの再利用意向を示します。

    <抜粋(上位3位)>
    1位(77.8):東京ディズニーリゾート/エンタテインメント
    2位(74.8):スーパーホテル    /ビジネスホテル
    3位(74.6):ヨドバシ.com     /通信販売

    <グラフ(上位10位)>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/60253/img_60253_8.jpg


    II.調査方法
    1.調査時期と対象業種、回答者数
    2014年度は、下記の時期に5回に分けて調査を実施しました。
    <第1回>
    調査・発表時期:2014年4月(6月11日発表)
    回答者数   :25,694人
    対象業種   :コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、
            飲食、カフェ、携帯電話、宅配便、事務機器 (82企業)

    <第2回>
    調査・発表時期:2014年6月(8月20日発表)
    回答者数   :28,573人
    対象業種   :自動車販売店、通信販売、サービスステーション、銀行、
            証券、インターネットサービス (94企業)

    <第3回>
    調査・発表時期:2014年8月~10月(10月21日発表)
    回答者数   :21,697人
    対象業種   :衣料品店、各種専門店、旅行、エンタテインメント、
            国際航空、国内長距離交通、生活関連サービス (71企業)

    <第4回>
    調査・発表時期:2014年9月~11月(12月11日発表)
    回答者数   :32,737人
    対象業種   :スーパーマーケット、家電量販店、
            生活用品店/ホームセンター、生命保険、
            損害保険(自動車・火災)、クレジットカード (98企業)

    <第5回>
    調査・発表時期:2015年1月(3月10日発表)
    回答者数   :19,449人
    対象業種   :百貨店、ドラッグストア、近郊鉄道、フィットネスクラブ、
            教育サービス (63企業)
    全5回調査
    調査対象 :計408企業・ブランド(うち正規調査対象375企業・ブランド)
    総回答者数:のべ128,150人(うち正規調査対象117,550人)

    2.調査方法
    インターネット・モニターを用いた調査(2段階にて回答者を抽出)
    (1) 第1次抽出:調査会社のモニターを用いて、性別、年齢別、地域別の人口構成に配慮した形で約15~25万人より利用経験の有無についての回答を得ました。
    (2) 第2次抽出:上記の第1次抽出の回答が選定条件(「参考資料3」参照)に当てはまる方から無作為に抽出した各対象450~800人程度に、サービスに対する具体的な評価について回答を依頼しました。回答依頼は1人につき1企業・ブランドのみとしております。

    3.設問項目
    約110問 (業種により設問数は異なります。「参考資料2」参照)
    JCSIの共通設問は21問で構成。各指標に対応する設問は3~4問で、各設問は10段階評価(ロイヤルティは7段階評価)。

    4.指数化の方法
    顧客満足をはじめとした6つの指標(「参考資料1」参照)は、設問回答から計算し、100点満点で指数化しました。各指標はそれぞれ7~10点満点の複数設問で構成され、「すべてを満点とした」場合に100点、「すべてを1点とした」場合に0点としました。


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