『グーグル社員はなぜ休日を山で過ごすのか』発売中 米国ビジネスエリートの「生産性が上がる休み方」を紹介
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2025年1月29日 10:00株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年1月27日に『グーグル社員はなぜ日曜日に山で過ごすのか』(河原千賀 著/税込990円)を発売しました。本書は、グーグルをはじめとする、米国のビジネスエリートたちが実践する「最先端の休養法」をまとめた一冊です。アメリカ在住35年、現在もカリフォルニア州の国立森林公園内で暮らすジャーナリストの著者が、取材や体験、学術的知見に基づく具体的な「休み方」を紹介する、初の著作でもあります。
一通の解雇メールが、グーグル社員を山へ向かわせた
著者によるとグーグルは、働く時間や場所が自由で失敗に寛容な組織風土などから、米国内で長く「ベストな働き場」と評価されてきました。ところが、2023年1月、従業員約1万2000人へ一時解雇を通告するメールが配信されると、「社員より利益や株主を優先する会社」へと評価は一変。グーグル社員の中には、会社への不信感や将来の不安から、メンタルダウンする人も出ていました。
しかし、現実を受け止めたグーグル社員たちは、積極的に休暇を利用して、自分を成長させる機会を模索し始めました。その結果、彼らは休日に山や森へ出かけては、ひとりで散策や瞑想をしたり、積極的に自然に触れたりし始めたといいます。
2018年からロス・パドレス国立森林公園内のコミュニティに住み、山で人間力を回復する活動に取り組む著者は、週末に山を訪れるグーグル社員と交流するなかで、取材を重ねました。そして、彼らがある共通した「休み方」を実践し、仕事に取り組むエネルギーや業務課題へのインスピレーションを得て下山したあとで、平日の高い生産性や業績につなげていることを発見したのです。
しかし、現実を受け止めたグーグル社員たちは、積極的に休暇を利用して、自分を成長させる機会を模索し始めました。その結果、彼らは休日に山や森へ出かけては、ひとりで散策や瞑想をしたり、積極的に自然に触れたりし始めたといいます。
2018年からロス・パドレス国立森林公園内のコミュニティに住み、山で人間力を回復する活動に取り組む著者は、週末に山を訪れるグーグル社員と交流するなかで、取材を重ねました。そして、彼らがある共通した「休み方」を実践し、仕事に取り組むエネルギーや業務課題へのインスピレーションを得て下山したあとで、平日の高い生産性や業績につなげていることを発見したのです。
休日を活かして、自分をバージョンアップさせる
著者は本書で、ビジネスエリートへの取材から得た「休み方」に加え、心理学や科学の論文、学術書の知見に則ったさまざまな「休み方」を紹介しています。それらはすべて、私たちが休日を漫然と過ごすのを防ぎ、「インテンション(意図)」と「アテンション(注意)」を持って休日を活かす助けになるものです。米国のビジネスエリートが休日を山で過ごす目的は、日常や他人から意図的に離れて心身を休ませ、いまの自分の心に注意を向けて「自分は何者で、何を大切にし、何をしたいのか」を考えることを通じ、いますべき仕事や問題と向き合うことにある、と著者は解説します。
《本書で紹介する「学術的知見に則った休み方」の一例》
●電子機器から離れる「デジタルデトックス」
・「時計として使わない」「不要なメルマガを解除する」など、スマホから距離を置く仕組みをつくる
・「したいことリスト」を作成して自分にとって大切なものを把握し、電子機器への依存を防ぐ
●自分の内面に意識を向ける「マインドフルネス」
・「2分でできる瞑想」を行ない、過去や未来ではなく「いま、自分がいる、ここ」に意識を集中させる
・古くなった考えや不要になったもの、ことを手放し、変化を受け入れる心の余裕をつくる
●活力やアイディアが湧くように「自然の中で過ごす」
・「小鳥のさえずりを聴く」「芝生や砂、土の上をはだしで歩く」など、自然の存在を五感で感じる
・「森の中で読書をする」「風景をぼんやりと眺める」など、脳をリラックスさせる
・「時計として使わない」「不要なメルマガを解除する」など、スマホから距離を置く仕組みをつくる
・「したいことリスト」を作成して自分にとって大切なものを把握し、電子機器への依存を防ぐ
●自分の内面に意識を向ける「マインドフルネス」
・「2分でできる瞑想」を行ない、過去や未来ではなく「いま、自分がいる、ここ」に意識を集中させる
・古くなった考えや不要になったもの、ことを手放し、変化を受け入れる心の余裕をつくる
●活力やアイディアが湧くように「自然の中で過ごす」
・「小鳥のさえずりを聴く」「芝生や砂、土の上をはだしで歩く」など、自然の存在を五感で感じる
・「森の中で読書をする」「風景をぼんやりと眺める」など、脳をリラックスさせる
本書の終章には、これらの「休み方」のほかに、週1つの実践から「休み方」を変えていく「小さな習慣52」も収録しています。休日の過ごし方やルーティンに組み込むことで心身をリフレッシュさせ、平日の仕事の生産性向上や自身の成長をうながし、人生を好転させていくヒントが満載です。
『グーグル社員はなぜ日曜日に山で過ごすのか』について
【著者略歴】
河原千賀(かわはら・ちか)
アメリカ在住ジャーナリスト
大阪生まれ。1988年よりアメリカ在住。大谷大学短期大学部幼児教育学科、カリフォルニア州立大学心理学部卒業、同大学院教育心理学部修士課程修了。アメリカ人と結婚し、3児の母となる。ロサンゼルスの幼稚園教師として勤務後、フルコミッション制の不動産エージェントに転職。離婚後、2018年より、ロス・パドレス国立森林公園内の、山々に囲まれたプライべートコミュニティに在住。星空の美しい自然の中で、人間として最高な人生とは何かを研究し、人間力を回復するための数々の活動を行なっている。本書が初めての著書。
河原千賀(かわはら・ちか)
アメリカ在住ジャーナリスト
大阪生まれ。1988年よりアメリカ在住。大谷大学短期大学部幼児教育学科、カリフォルニア州立大学心理学部卒業、同大学院教育心理学部修士課程修了。アメリカ人と結婚し、3児の母となる。ロサンゼルスの幼稚園教師として勤務後、フルコミッション制の不動産エージェントに転職。離婚後、2018年より、ロス・パドレス国立森林公園内の、山々に囲まれたプライべートコミュニティに在住。星空の美しい自然の中で、人間として最高な人生とは何かを研究し、人間力を回復するための数々の活動を行なっている。本書が初めての著書。
【目次より】
第1章 究極の問い 「イキガイ」を持って働けているか?
第2章 新事実! ビジネスエリートが休日にやっていること
第3章 いますぐできる! 忙しいビジネスパーソンのための「デジタルデトックス」
第4章 「直感力」を磨け! 瞑想、マインドフルネスを日常に取り入れる
第5章 科学的に正しい! 活力とアイデアが湧いてくる「自然での過ごし方」
終章 月曜日が待ち遠しい! 自然にかえりパワーみなぎる「小さな習慣52」
第1章 究極の問い 「イキガイ」を持って働けているか?
第2章 新事実! ビジネスエリートが休日にやっていること
第3章 いますぐできる! 忙しいビジネスパーソンのための「デジタルデトックス」
第4章 「直感力」を磨け! 瞑想、マインドフルネスを日常に取り入れる
第5章 科学的に正しい! 活力とアイデアが湧いてくる「自然での過ごし方」
終章 月曜日が待ち遠しい! 自然にかえりパワーみなぎる「小さな習慣52」
【書誌情報】
タイトル:グーグル社員はなぜ日曜日に山で過ごすのか
著:河原千賀
発売日:2025年1月27日
ISBN:978-4-569-85849-4
ページ数:232ページ
判型・製本:新書判並製
定価:990円(税込)
発行:株式会社PHP研究所
タイトル:グーグル社員はなぜ日曜日に山で過ごすのか
著:河原千賀
発売日:2025年1月27日
ISBN:978-4-569-85849-4
ページ数:232ページ
判型・製本:新書判並製
定価:990円(税込)
発行:株式会社PHP研究所
※取材や書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。2月中旬まで著者が来日中です。