atpress
    企業動向

    パソコン画面の見すぎは「冷え性」になりやすい!? 改善しないその冷え性は自律神経が原因かも… 姫野友美先生のインタビュー記事を公開

    ~自律神経の専門家が「食事・入浴・睡眠」における対策方法を紹介~

    寒さが厳しくなると毎年のように冷え性に悩んでいるという方が多いのではないでしょうか。さらに最近では冷房の効きすぎや激しい寒暖差などで、1年中冷え性だという方も増えていると聞きます。冷え性対策には温かい物を食べたり、厚着をして体を冷やさないようにしたりと、様々な対策がありますが、実は冷え性の改善には日頃の生活のなかで「自律神経を整える」ことこそ大事であると心療内科医の姫野友美先生は言います。そこで今回は生活に欠かせない「食事」、「入浴」、「睡眠」をポイントに、自律神経を整え、冷え性改善が期待できるおすすめの対策法を伺い、「ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム」サイト内に記事として公開しました。


    公開先URL: https://healthy-oil.jp/omega3/contents/2025/58/



    ■ひめのともみクリニック 院長 姫野 友美 先生

    東京医科歯科大学医学部卒業、九州大学医学部付属病院、北九州市立小倉病院、麻生飯塚病院、愛風会さく病院、Mayo clinic Emergency Room(U.S.A) Visiting Clinician、東京都立広尾病院、東邦大学大橋病院、木原病院、(財)東京顕微鏡院付属診療所、テーオーシービル診療所、女性のための生涯医療センターViVi勤務を経て、2005年に、ひめのともみクリニック開設。2006年~2021年は、日本薬科大学漢方薬学科教授。


    姫野友美先生

    姫野友美先生



    ■冷え性と自律神経は密接な関係が!パソコン画面の見すぎは冷え性になりやすい!?

    実は冷え性の原因には自律神経が深く関係しています。自律神経は体の調子を整えるためにあり、緊張したり、集中したりすると優位になる「交感神経」と、リラックス状態のときに優位になる「副交感神経」があります。交感神経が優位になると血管が収縮して血流が悪くなります。冷え性の大きな原因の1つに血流不全がありますので、交感神経が優位の状態が多い人は冷え性になりやすいと言えるのです。


    自律神経の働き

    自律神経の働き

    交感神経により血管が収縮

    交感神経により血管が収縮

    クリニックを受診される冷え性に悩む患者様の中には、デスクワーク中心の男性患者様もコロナ禍以降から多くなっていると感じます。これは座位の状態が続くうえ、パソコン画面を見て仕事に集中すると交感神経が優位の状態が続いて、血流がより悪くなってしまうからだと考えられます。


    デスクワークと冷え性

    デスクワークと冷え性



    ■冷え性を改善するには副交感神経が優位な時間を増やすことが大事!

    冷え性の原因になる交感神経をお薬などで無理やり抑えようとすると、昼間でも眠くなってしまったりして、日々のパフォーマンス低下につながりかねません。そのため、副交感神経を優位にする時間を増やす対策が必要です。しかし、仕事や育児で忙しく、パソコンだけでなく、スマートフォンを多用することが多い昨今では、リラックスをして副交感神経が優位な時間を増やすことはなかなか難しいと思います。そこで生活の中で欠かせない「食事」、「入浴」、「睡眠」において副交感神経が優位の時間を増やすための簡単な工夫をご紹介します。


    自律神経のバランス

    自律神経のバランス



    ■【食事編】いつもの食事にオメガ3(アマニ油・えごま油)をプラス!

    青魚やアマニ油やえごま油に含まれるオメガ3という栄養素は、神経の伝達をスムーズにする働きがあり、交感神経が優位の状態から副交感神経を優位にするまでの時間を短くして、切り替えを素早く行えるようにします。また、「オメガ3」は血管壁の弾力性を改善する働きもあり、その観点からも血流改善に寄与し、冷え性の改善が期待できます。特にアマニ油やえごま油はお好きな料理に1日小さじ1杯かけるだけでよいため、手軽で続けやすくおすすめです。


    アマニ油

    アマニ油

    自律神経の切り替え

    自律神経の切り替え



    ■【入浴編】お湯にしっかりと浸かることが自律神経の面でも大事

    クリニックを受診される冷え性に悩む患者様は入浴をシャワーだけで済ませている人が多いです。お湯にしっかり浸かることは体を温めて血流を良くするためはもちろん、40℃ほどの「ぬるめのお湯」に10~15分、じんわりと汗ばむまでゆったりと入れば、体がリラックスして副交感神経を優位にすることができます。また、マグネシウム入りの入浴剤を使ってみることをおすすめします。マグネシウムは血管を拡張させる働きがあり、血流改善効果が期待できます。食品にも含まれる安全な成分ですので是非試してみてください。


    しっかりお湯に浸かる

    しっかりお湯に浸かる



    ■【睡眠編】いつもの睡眠時間に+1時間。豆乳+アマニ油で目覚めもすっきり!

    経済協力開発機構(OECD)が行った調査(※)では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と調査対象の33か国の中で最も短いことが報告されています。睡眠中は副交感神経がONになっている貴重な時間ですので、いつもの睡眠時間に+1時間できるように意識するとよいでしょう。また、寝る前にアマニ油を入れた豆乳をとることをおすすめします。豆乳は自律神経を整える脳内ホルモンの合成に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルを多く含み、さらにアマニ油を一緒にとることによって、副交感神経への切り替えがしやすくなることに加え、夜間低血糖も防げるので朝の寝起きがよくなります。

    (※) 経済協力開発機構(OECD)、Gender data portal 2021


    アマニ油入りの豆乳

    アマニ油入りの豆乳



    ■「ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム」について

    脂質は体内でさまざまな働きを担う必須の栄養素です。体を動かす効率的なエネルギー源であるだけでなく、健康でいるために、多彩な役割を果たしています。近年特に注目されているのが、脂肪の燃焼を高める「MCT」と、体本来の機能を整える「オメガ3(アマニ油・えごま油)」です。

    「ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム」は、「MCT分科会」と「オメガ3分科会」を持つ機関として、専門家の知見や最新研究などを交えながら、脂質栄養全般、MCT、オメガ3の健康価値を広く発信していきます。

    ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム

    ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    プレスリリース配信サービスページ