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成人式を迎える女性を対象とした母親の振袖をリメイクする「ママの振袖リメイク御相談会」を 2025年1月5日(日)～1月26日(日)開催

2024年12月27日 09:30

創業156年の呉服店「きものやまなか」(本社：名古屋市中区、代表取締役：山中宣雄)は、成人式を迎える女性を対象として、母親が昔着た「思い出の振袖」を現代に甦らせる「ママ振袖リメイク相談会」を2025年1月5日(日)～1月26日(日)開催いたします。

ママ振袖リメイクサービス概要

http://yamanaka-kimono.com/remake/

ママ振袖リメイク

■ママ振袖リメイクサービス提供の背景

これまで成人式に着る振袖を用意する方法は、(1)新品の購入(2)貸衣装の2つの方法が主流となっていました。しかし、新品の場合だと値段が高くなり、貸衣装になると大量生産品のため安っぽく「同じ会場で同じ振袖を、何人もが着ていた。」という問題も発生していました。

そこで「きものやまなか」では、母親が昔着た「お古の振袖」を創業161年のノウハウで現代に甦らせるというサービスに取り組んでいます。

2024年度も成人式シーズンを迎えるにあたり、2025年度以降の成人式に向けた「ママ振袖リメイク相談会」を開催いたします。

■インフレでさらに注目

2022年2月から続くウクライナ戦争・原油高などの影響により、日本でもインフレによる物価高が進んでいますが、実質賃金の伸びはそれを下回っています。

そのため、高額な振袖費用については抑制される傾向にあり、手持ちの振袖を使って費用をおさえることが出来るママ振りは、振袖の準備方法として今まで以上に注目されています。

■ババ振りも増加

最近は母親の振袖以外に、ババ振り(祖母の振袖)で、成人式をお迎えになるお客様も増えています。

ひいおばあ様の振袖で成人式を迎えた事例

https://yamanaka-kimono.com/renewal/antique-hiki-furisode-coordination/

■「やまなか」での取り組み

本来、「母親の振袖」は20年以上も前の着物のため、汚れがついていたり、新品と比べると柄が古く、若い女性があまり着たがらないという傾向がありました。昨年のご相談会でも数年前に比べ、着物をたためなかったり和服に関する知識が全くないお母様が増えており、染みや変色がとてもひどい状態になってしまっているケースが目立ちました。またお子様の高身長化にともない、お母様より10センチ以上身長が高いケースが多く、途中で生地を足すなど、数年前ではあまりしなかった特殊な作業が増えました。

振袖サイズ直しの事例

https://yamanaka-kimono.com/renewal/100313/

一般の呉服店では、他店で購入した振袖のシミ抜き・サイズ直しなどは手間がかかる割にお金にならないため、断られるケースが多くある中、「やまなか」では、他店で購入した振袖のお直しも積極的に受け入れ、熟練染み抜き職人の手により、しつこい染みもキレイに落として着物を甦らせています。

■ママ振袖リメイクのメリット

このようにして甦った振袖には、以下のようなメリットがあります。

(1) 本来お値打ちとされる貸衣装より、さらに安くなる。

(2) 同じ振袖と、成人式の会場で鉢合わせになることはほぼない。

(3) いったんお嬢様用に直してしまえば、成人式以外でも何度も着られる。

(4) 現代の振袖と比較すると、お母様の時代の振袖のほうが上質なものが多い。

(5) 祖母・母・娘と親子3代で思い出を共有でき、家族の絆が深まる。

初代「悦太郎」より受け継がれたコーディネートノウハウを基礎に、6代目が現代のセンスを取り入れて小物をアレンジすることで、「母の振袖」を新品と比べても全く遜色ない程にまでリメイクすることに成功しています。

「やまなか」が甦らせた「お母様の思い出の振袖」事例集