ダウン症の高校生、ホノルルマラソン2024最年少で完走！ 「障害を持つ最年少マラソン完走者」として新たな歴史を刻む

株式会社スローネは、2024年12月8日に開催されたホノルルマラソン2024にて、高校3年生の田口海さん(17歳)がダウン症というハンデを抱えながらも見事に完走したことをお知らせいたします。田口海さんは、世界最年少の障害を持ったマラソン完走者として新たな歴史を刻みました。彼の快挙は、世界中の人々に勇気と感動を与えています。

左から 父：元気　中央：海　母：彩香

海、両親とサポーターのみんな

■ダウン症を乗り越えた挑戦

田口海さんは、生まれつきダウン症という特性を持ち、これまで多くの困難に直面してきました。しかし彼は、その特性を「自分らしさ」と受け入れ、周囲のサポートを力に変えながら、日々努力を重ねてきました。

「マラソンは僕にとって、自分の力を証明するチャンスでした。ゴールを越えた瞬間、全てが報われた気がしました。」と田口海さんは完走の喜びを語りました。

■家族と周りの支え

今回の挑戦は、家族や学校の先生、そして多くのサポーターによる支援が大きな力となりました。トレーニング期間中、田口海さんは体力作りだけでなく、心の強さも鍛え、挑戦に向けた準備を整えてきました。

■ホノルルマラソンの感動のゴール

ホノルルマラソンは、42.195kmに及ぶ長距離と美しい景色が特徴の大会です。その厳しいコースを、田口海さんは一歩一歩確実に進み、ゴールラインを超えました。ゴール地点では、多くの観客やサポートチームが拍手と声援で彼を迎え、その瞬間は会場全体が感動に包まれました。

ホノルルマラソン公式タイムトラッカー

■次なる目標と夢、そしてギネスレコードへの申請

田口海さんは、今回の経験を糧に、将来障害を持つ人々の可能性を広げる活動に貢献したいと語っています。「僕の挑戦が誰かの勇気になれば嬉しいです。これからも挑戦を続けていきたいです。」と、彼は明るい笑顔で語りました。田口海さんの快挙は、ダウン症やその他の障害を持つ人々にとって「可能性は無限大である」という希望のメッセージとなりました。

今回の偉業を受け、家族とサポートチームは「障害を持つ最年少マラソン完走者」としてギネス世界記録への申請を決定しました。正式な記録認定が実現すれば、田口海さんさんの挑戦はさらに多くの人々に勇気を与えるでしょう。