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介護が受けられない！早期離職の人手不足で事業所倒産が過去最高　離職率6％以下、介護の仕事相談所に月間650名が来店　～仙台でお仕事説明会8月30日開催～

2024年8月20日 10:00

全国のショッピングモールにて店舗型の介護人材紹介事業のフランチャイズを手掛ける株式会社マネージリテラシー(所在地：宮城県仙台市、代表取締役：横山健)は、2024年8月30日に本店である「介護・看護・障がい・保育求人支援センター仙台長町」にて介護のお仕事説明会を開催します。

就職先とのミスマッチを防ぐ当社の取り組みはこれまで22店舗を展開しており、福祉や医療現場で働く専門職の相談者が数多く来店しています。

求人支援センターの様子

【介護の人材「確保しにくい」】

介護事業所の人手不足が深刻化しています。公益財団法人介護労働安定センターがまとめた調査によると、人材確保について9割以上が「確保しにくい」と回答しました。人手不足によって食事介助の順番待ち、送迎の打ち切り、入浴を毎日から週4回に減らすなど支援を削る事業所が出ています。

慢性的な人手不足が要因で2024年1～4月の「老人福祉・介護事業」の倒産は51件、前年同期比45.7％増と過去最多を記録しました。原因は早期離職者が多いことです。介護職の仕事を辞めた理由の一位は「職場の人間関係」です。介護の現場は多職種で幅広い年齢層と一緒に仕事をしていくので、コミュニケーションがうまくいかないことがあります。人手不足によるストレスが原因で良好な人間関係を築く余裕がなくなってしまうこともあります。

【早期離職率38.5％から6％以下へ】

「求人支援センター」はいわば民間版ハローワーク。介護・看護などの福祉と医療専門職の求人情報が1,000件以上掲示されており、来店者は気軽に閲覧できます。これらの専門職は就職先での人間関係のミスマッチで悩む人が多く、職場への定着が課題とされています。

特に人手不足が深刻な介護施設では、その約8割が人材紹介会社を利用しています。人材紹介経由で入職した介護職の38.5％が半年以内の早期離職(厚生労働省調べ)をしているという大きな問題となっている一方、「求人支援センター」経由で就業した人の半年以内離職率は6％以下になっています。

相談カウンターではケアマネジャーや社会福祉士などの業界経験者が対応し、施設見学や面接にも同行します。介護職の現場を知り尽くし、実際に働く施設にも何度も訪問して内情がわかっているスタッフが一貫して対応することでミスマッチの防止につながっています。来店者の8割が介護の仕事にやりがいを感じている方などの経験者、2割が人の役に立ちたいからという思いを持つ未経験者です。これらの方々が月間650名来店した店舗もあります。

【モール内の立地で、求職者にも施設にも身近に】

相談者の声「勤務歴の長い先輩から大変な作業ばかり押し付けられ、上司に相談しても改善されず辞めました。でも利用者さんに喜んでもらえたことにやりがいがあり、また介護の現場で働きたいと思っていました。希望する条件や家庭の諸事情など丁寧にカウンセリングしてもらい、施設の特徴や仕事内容の説明があり、実際に働く現場への見学も担当の方が同行してくれました。介護のことをよくわかっている第三者の方にサポートしてもらえたのは大きな安心感がありました。」

「求人支援センター」はショッピングモール内にあるので、求職者は買い物ついでに気軽に立ち寄ることができます。買い物に来た近隣の介護施設関係者と顔馴染みになったり、時には施設の情報をいただいたりすることもあり、これもミスマッチ防止につながっています。店舗には20名が収容できる教室も併設し、介護職員初任者研修などを実施しています。利便性や環境の良さにより資格を求める受講生でいつも満員です。

代表のメッセージ「求職者が本来知りたい職場の雰囲気や環境は、求人サイトだけでは把握しづらいものです。公開されている条件のみで就職するケースが多く、その結果イメージと違ったと早期離職に繋がっている方をたくさん見てきました。気軽に職場選び資格取得などをご相談いただき、長く活躍していただきたいと思っております。福祉や医療業界の人材採用における一助になっていきたいです。」