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    冬休みを快適に過ごすための「声かけ変換」とは!?

    2023年12月25日 18:00
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     あっという間に1年が過ぎ、とうとう学校も冬休みとなりました。
    今年の年末年始は、久しぶりに親戚同士集まるご家庭も多いのではないでしょうか。
    昨年はゆっくり家族だけで過ごした冬も、今年はにぎやかになりそうですよね。

    冬は、寒いこともあり、なかなか子どもたちが思うように動いてくれない。
    布団から出てこない、ヒーターの前から動かない、宿題をやる前に居眠り・・・

    そもそも、思うようになんて動かないのが「子ども」ではありますが
    冬休みくらい、怒らずに過ごしたいものです。

    そこで、子どもを叱らずにすむ「声かけ変換」をご紹介します。

    いつも子供に伝えている言葉をちょっと変える=声かけ変換 

    この、「声かけ変換」をすることで、
    子どもも親も気持ちよく過ごすことができるようになります。

    冬休みにありそうな例を『楽々かあさんの 伝わる! 声かけ変換』より、3つご紹介したいと思います。

    ネットで公開するや14万シェアを超えるなど大反響呼んだ「声かけ変換表」

    今回ご紹介する「声かけ変換」とは、著者の
    大場さん(楽々かあさん)が、3人の子どもを育てる中で
    さまざまな創意工夫をしながら、見つけ、SNSで発信してきたものです。
    何年もかかって見つけた、「めちゃくちゃ使える声かけ変換」を6年の歳月を経て、
    大幅に追加し本にまとめたのが『楽々かあさんの 伝わる! 声かけ変換』です。

    いろんなシチュエーションで使える「声かけ変換」を
    さまざまな例と合わせ166コ掲載しています。
    どれも身近な話で「具体的に」「わかりやすく」伝えてくれます。

    子どもが自分で考えて動けるようになる「声かけ変換」とは!?

     学校がない日は中々起きてこない、ダラダラといつまでもゲームばかり・・・
    絶対ダメではないけれど、できればいつも通りの時間で過ごしてくれたらな~、
    なんて思うこと、ありませんか?
    「早く起きてごはん食べなさい!」
    「休みだからって、いつまでもパジャマはやめなさい!」
    「掃除したいんだから、はやく食べちゃって!」
    親にも都合や予定があるんだから、できれば動いてほしいものですが
    やっぱり動いてくれないのが子ども・・・。
    そんな、

    ごはんを早く食べてほしい時に試してほしい声かけがこちら!⇓⇓⇓

    P126
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     わかっていることを言われると、なぜかやる気がなくなってきてしまうことがあります。

    そこで、この声かけ変換を使ってみてください。
    言われた子どもは「言われてしぶしぶやる」から「自分で考えて行動する」に意識が変わるんです。

    この声かけ変換をやってみて気がついたことは、
    子どもは「やるべきこと」はわかっているし、やろうともしているんです。

    「やろうとしている」ときに言われるのが、とにかく嫌だそう。
    あとちょっとくらいいいじゃん。休みなんだから、と顔に書いてあります。

    例えば
    「そろそろ掃除したいんだけど、どうしたらいいと思う?」と聞いてみてください。
    めんどくさそうにしますが、わかったよ、早く食べればいいんでしょ!?
    と、モグモグしてくれるかもしれません。(してくれないこともあるけれど)

    出来れば〇〇しなさい!って言いたくない時に
    ぜひ、使ってみてください。

    ゲームをいい加減やめてほしい時に試してほしい声かけがこちら!⇓⇓⇓

     始めたら、なかなか終われないのがゲームです。
    「1日1時間」なんてルールを決めていても、
    友だちや親せきの子がいたりするとキリがなくなってしまいます。
    「〇〇ちゃんが、まだやってない」
    「ここをクリアするまで、あとちょっとなんだよ!」
    なんて、どうにか引き延ばそうとするのが子ども。

    そんな時言いたくなっちゃう「いい加減にしなさい!」を
    こんな風にしてはいかがでしょうか。
    P136
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    例えば
    「もう1時間超えちゃったけど、あと何分くらいかな?」と聞いてみてください。
    意外と「あと10分」とか返ってきたりします。
    もちろん、本当に10分でやめられないかもしれませんが、
    「そろそろやめないと」という気持ちはあるみたいです。

    最強なのは
    「ゲーム終わらせてオヤツにしよう」
    「終わったらお出かけしよう」など、
    次の「いいこと」があると、動きやすくなるようです。

    自分で言ったことは、行動に移しやすいようですので
    ぜひ、試してみてください。

    さて、やっと大掃除が終わり、
    せっかくだからみんなで買い物に行こうか、
    なんて話しているときに限ってダラダラ準備をする子ども。
    「だって寒いんだもん」
    「やっぱりあっちの服にしたい」
    「靴下がなんかきもち悪い」

    いくら待っても終わらない準備に
    つい言ってしまう「早くしなさい!」

     この言葉、何度言ってしまうことでしょう。平日は毎朝言っている気がします。
    せめて、休みの日くらい使いたくない言葉NO.1ではないでしょうか。
    そんな冬休み、

    準備を早くしてほしい時に試してほしい声かけがこちら!⇓⇓⇓

    P144
    P144
    先ほどからあるように、子どもはわかっていたりします。
    自分でも、早くしようとしているかもしれません。

    キャパの少ない子を急かすと、焦るあまり上手くいかなくなっていることがあります。
    この言葉をかけて、落ち着いて準備をさせると、案外スムーズにいったりします。

    我が家の長男も、急かしたばかりに
    立ったまま靴を履いて、なかなか足がはいりませんでしたが
    「待ってるから、ゆっくりでいいよ」と声かけ変換をしたところ
    座って、サッと靴が履けました。

    立っていたことで、マジックテープが雑になっており
    上手く履けていなかったのです。

    座るだけで、上手く履けるなら、次からもそう促せばいいことがわかりました。


    今回ご紹介した「声かけ変換」はいかがでしたでしょうか。
    もちろん、いつも上手くいくとは限りませんし、どの子にも当てはまるものでもありません。

    著者の大場さんいわく
    どのご家庭でも、親は「うちの子専門家」です。

    ぜひ、お子さんに合った「声かけ変換」を見つけていただけると嬉しいです。
    みなさんも、「声かけ変換」を使って、快適な冬休みをお過ごしください。
    感動してしまう理由はこの記事で「在宅育児の2児の母を救った「声かけ変換」とは」あさ出版noteより
    https://note.com/asapublishing/n/nd484c65c3487
    声かけ変換表 決定版 無料ダウンロードができる特設ページはこちら⇓
    http://special.asa21.com/special/koekakehenkan/

    著者プロフィール

    大場美鈴(おおばみすず)

    著者:大場美鈴
    著者:大場美鈴
    楽々かあさん 1975年生まれ。うちの子専門家。 美術系の大学を卒業後、出版社で医療雑誌の編集デザイナーとして勤務し退社。実父の介護経験を経て、結婚。 3人の子宝に恵まれる。
    長男はASDの診断とLD+ADHDの傾向がある。次男、長女はいくつか凸凹特徴があるグレーゾーン。
    2013年より、「楽々かあさん」として育児の傍ら日々の子育てアイデアをシェア・情報発信する個人活動を開始。 「声かけ変換表」がネット上で14万シェアを獲得して拡散し、話題に。 著書に『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』(汐見稔幸:監修/ポプラ社)がある。

    書籍情報

    表紙
    表紙
    タイトル:発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換
    著者:大場美鈴
    ページ数:320ページ 
    価格:1,760円(10%税込) 
    発行日:2020/06/27
    ISBN:9784866672120
    書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b509591.html

    amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866672129/asapublcoltd-22/
    楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/16316482/?l-id=search-c-item-text-01

    目次

    はじめに
    CHAPTER0 心の片づけをする声かけ
    CHAPTER1 愛着と信頼関係を築く声かけ
    CHAPTER2 自信をつける声かけ
    CHAPTER3 子どもに伝わる声かけ
    CHAPTER4 ブレーキをかける声かけ
    CHAPTER5 共生力を育てる声かけ
    EPILOGUE  自分のための声かけ
    あとがき

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