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    業界最小サイズ※1の超高効率 降圧型スイッチングレギュレータ 5.6V入力 50mA 静止時消費電流260nA「S-85M0Aシリーズ」を発売

    ~ WLP-6Lパッケージでウェアラブル/IoT機器の小型化に最適~

    2018年8月1日 10:00
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    エイブリック株式会社(社長:石合 信正、本社:千葉県千葉市、以下:ABLIC)は本日より、ウェアラブル/IoT機器向けに超高効率 降圧型スイッチングレギュレータ「S-85M0Aシリーズ」の販売を開始しました。






    降圧型スイッチングレギュレータは、スイッチのオン/オフを繰り返してコイルに発生した電荷をコンデンサに蓄えることにより、電池電圧を降圧するICです。3.6V(リチウムイオン電池1本)の電池電圧を、スマートフォンなどの各種携帯機器に適した1.8Vや2.5Vに降圧することができます。

     

    「S-85M0Aシリーズ」は、業界トップクラスの超低消費電流260nAを実現した超高効率 降圧型のスイッチングレギュレータを※1業界最小サイズのWLP-6L(1.25*0.79*t0.55mm)で実現しました。周辺部品を含めた実装面積は弊社従来品に比べて52%の面積削減を実現しています。※1 2018年7月 当社調べ

     

    【主な特長】

    1. 超小型パッケージ「WLP-6L(1.25*0.79*t0.55mm)」を採用

    「S-85M0Aシリーズ」は、超小型パッケージWLP-6L(1.25*0.79*t0.55mm)を採用。ウェアラブル/IoT 機器の小型化・薄型化に貢献できるスイッチングレギュレータです。周辺部品一体型のスイッチングレギュレータよりも省面積を実現することが可能です。

     

    2. ウェアラブル/IoT 機器のスタンバイ時の電池消費低減を実現

    「S-85M0Aシリーズ」は業界トップクラスの超低消費電流260nAにより100uA以下の軽負荷時でも90.5%(100μA負荷時)の高効率を実現しました。ウェアラブル/IoT 機器のスタンバイ時の電池消費を抑えることが可能です。

     

    3. 低EMI

    「S-85M0Aシリーズ」はLPWAN のSub-GHz 帯やGPS  等の1GHz 以上の周波数帯で低EMI※2を実現します。ノイズの影響を受けやすいアプリケーションに最適です。

    ※2 EMI:Electro Magnetic Interference。日本語で「電磁妨害」のこと

     

    【主な仕様】

     ・超低消費電流: 静止時電流260 nA

     ・軽負荷時高効率(100μA負荷時): 90.5%

     ・入力電圧: 2.2V~5.6V

     ・出力電圧: 0.7V~3.9V

     ・出力電流: 50mA

     ・豊富な保護機能:低電圧誤動作防止機能、サーマルシャットダウン機能、

    過電流制限機能、自動復帰型短絡保護機能、ソフトスタート機能

     ・放電シャント機能:あり/なしを選択可能

     

    【用途例】

     ・ウェアラブル機器 ・IoT機器 ・Bluetooth機器

     ・ヘルスケア機器 ・スマートメータ

     ・Low  Power Wireless Sensor Network機器


    【データシート URL】

    「S-85M0Aシリーズ」

    https://www.ablic.com/jp/doc/datasheet/switching_regulator/S85M0A_J.pdf

     

    出力電流違いの200mA品「S-85M1Aシリーズ」も同時発売いたしました。

    https://www.ablic.com/jp/doc/datasheet/switching_regulator/S85M1A_J.pdf

     

    【Web サイト】

    https://www.ablic.com/jp/semicon/

     


    エイブリック株式会社は、セイコーインスツルの半導体事業を継承し、進化を続けるアナログ半導体専業メーカーです。