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    砥石の精密なドレスとモニタリングを実現する 高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を発売

    セイコーインスツル株式会社(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市、以下:SII)は、SEIKOの内面研削盤シリーズより、砥石の精密なドレス(*)とモニタリングを実現する、AEセンサ付高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を11月16日より販売開始いたします。

    (*)ドレス(目立て):砥石の表面を研いで、切れ味をよくすること




    高周波ロータリドレッサは内面研削盤に組み込まれ、摩耗した砥石をダイヤでドレスすることによって、内面研削盤の加工精度維持に貢献します。


    今回、新たにラインナップされた「SD-020 S001AE」は、自社従来品に対して剛性を2.5倍、最高回転数を2倍に向上させながら、同等のコンパクトさを実現しています。さらに砥石とダイヤの接触を検知するAEセンサを内蔵することができ、ドレスをモニタリングすることが可能です。これにより、無駄時間の削減等、効率的かつ安定的なドレスを実現します。


    SIIは腕時計製造で培ったノウハウを活かし、半世紀以上にわたり小径部品の内面を研削する内面研削盤を製造、販売しております。今後販売する内面研削盤にも、新製品高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を搭載していきます。


    【主な特長】

    1.高剛性

    自社従来品比2.5倍の剛性で、低振動を実現します。

    2.高速回転

    自社従来品比2倍の回転速度で、精密なドレスを実現します。

    3.2チャンネルAEセンサ搭載

    砥石とダイヤの接触を検知するAEセンサを内蔵することで、効率的かつ安定的なドレスを実現します。

    4.小型化

    小型サイズを維持しながら、高剛性、高速回転を実現しました。


    【外形】

    本体寸法:AE付 60×64×77mm、AE無 60×64×61mm(横・縦・長さ)

    本体重量:AE付 2kg、AE無 1.8kg


    【仕様】

    最高回転数:20,000min‐1

    回転方向:正逆両方向

    定格出力:100W

    定格トルク:0.05N・m

    静剛性:ラジアル 18N/μm 参考値

    静的振れ精度:ラジアル 2μm以下、スラスト 2μm以下


    【製品価格】 オープン価格


    【年間販売目標台数】 50本(初年度)


    【出荷開始日】 2017年11月


    以上


    【お客様】

      セイコーインスツル株式会社

       精機事業部 工機部 工機技術営業課

          電話: 047-392-2091

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