地元の木材を活用し、環境・利用者の身体への効果に配慮した、京都市内初の木造の大型商業ビルが、その最大の特長となる木造の構造体部分を公開しました。
建築主:株式会社ヒューマンリソースコミュニケーションズ(本社 京都市下京区永原町153番地、代表取締役 春日 郁代)と、施工者:株式会社リヴ(本社 京都府向日市寺戸町七ノ坪141、代表取締役社長 波夛野 賢)は、平成29年4月16日10:00より、京都市下京区にて、京都市内初の木造大型商業ビルの構造体見学会を行います。
【建築物・構造見学会の主な特長】
(1)京都市内初の鉄筋コンクリート1階、2階から5階は木造建築による、民間の中高層商業ビル。規模・用途・高さ(階数)共に、国産・地域産木材を活用したものとしては、京都市内では初めての試みです。
(2)国で普及が進められている国産・地域産木材を活用。輸送時のCO2発生が少なく、建築後の耐久性が高い特長を持ちます。また、CO2吸収が少ない大型樹木から、吸収が多い若木に移行したCO2吸収の活性効果も大きな特長です。
(3)京都市内外から観光やビジネスで多くの人が訪れる、下京区四条烏丸に建設しました。
(4)ビルでは、水尾のゆずが配合された化粧水など、京都府の特産物を活用した製品を用いた美容サービスが提供されております。また、ホール内インテリアにも京都府産木材を活用しました。サービスと建物両方で、京都の特産物の良さを体感してもらい、環境と身体に優しい地産地消を普及啓発に取り組みました。
(5)木造躯体は軽量なため、地盤への負担も少なく、埋蔵文化財地域内のエリアでも、文化財のある地層までの掘削が不要となり、コスト面からも、文化財の観点からも、環境負荷の少ない建築物となります。
(6)木造商業ビルの構造体(木造部分)を公開します。高性能な構造体を実際に確認することができます。
(7)構造には、2×4(ツーバイフォー)工法を使用し、高い耐震性と、耐火性を確保しました。柱・梁ではなく、壁・床の面剛性で躯体を支えている様子も見学が可能です。
【上記特長の解説】
(1)現在、政策により、低層及び中層建築物の木造化が先導的に行われている中で、まだ公共建築・介護施設等に限定されている感のある、大規模木造建築物のジャンルにおいて、民間木造商業ビルが建築される形となります。中・大規模木造建築においては、国産木材の使用率は極めて少なく、環境及び、地域経済への影響が望める国産・地域産木材を活用したものとしては、建築規模、商業用途など、様々な要素で京都市内でも極めて珍しい試みとなります。
(2)木造化における最大の理由は、地域・地球全体からみたサスティナビリティ(維持管理性)の高さである。大気中のCO2を固定化した木材を、長期間使用する建材として使用し、CO2吸収力の高い若木を植えることで、高い温暖化対策効果を発揮します。
森林の伐採においても、京都の森林の90%以上は林業の為の人工林で、海外産におされて伐採が進まず、荒廃が進む中で、成長が一段落した大型樹木を建材とし、伐採後に成長力(CO2吸収力)の高い若木を植えることで、地球環境においてもいい循環を生み、土砂崩れなど、地盤保持力の弱った森林の保全にも役立ちます。
(3)観光・ビジネス共に京都市内外から多くの人々が訪れる四条烏丸に建設しました。地域の特産物を使うことで、人体・環境に配慮した建築のシンボルとして、市内外の人々に普及啓発を促します。
(4)京都府産の柚子等を活用した美容商品の提供・体感サービスが提供されます。ホールの内装には、京都府内産の木材をあしらい、木の香りに包まれた優しい空間で、木目・色が美しい同木材を体感することで、利用者のリラックス効果を誘います。京都市内外から訪れる人々に、京都府の特産物の普及啓発を行います。
(5)建築地は、埋蔵文化財保存地域となっているため、地上より1m以上の掘削は埋蔵文化財の調査必要深さにあたるが、今回の建物は、木造躯体による軽量化により、掘削深度は浅くなり、コスト削減とともに、環境負荷の低減・埋蔵文化財の保全の点にも効果があります。
(6)木造の構造体の公開を行う事で、普及が大きく進められている大規模・中規模木造建築物の技術の啓蒙を行います。強度、火災などの不安が持たれることが多いですが、逆に従来鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建築物に比しても安全であることの安心感をもっていただけます。
(7)今回の建物は、木造の内、集合住宅、介護施設などで広く採用されている2×4(ツーバイフォー)工法を採用しました。過去の震災での高い耐震性と、評価の高い耐火性を同時に確保しております。建物の構造には、柱梁で支えることで、強度を保つ方法(ラーメン構造)と、壁・天井・屋根などの面の周囲強度で支える構造(モノコック構造)があり、いずれも大規模・中規模木造建築物ではされていますが、前者には開放的な空間の確保がとりやすいメリットが、後者には、断熱・気密性能が確保しやすいメリットがあります。品質と安全性の高い、地域のシンボルを目指します。
【建築地】
京都市下京区仏光寺通東前町403番11
開催日時 4月16日(日)10:00~15:00
■会社概要
株式会社リヴ
所在地 : 〒617-0002 京都府向日市寺戸町七ノ坪141番地
代表者 : 代表取締役社長 波夛野 賢
事業内容: 建設工事の請負並びに企画・建設
管理及びコンサルティング業務、
不動産の売買・仲介、損害保険代理業
URL : http://liv-r.co.jp
建築主:株式会社ヒューマンリソースコミュニケーションズ(本社 京都市下京区永原町153番地、代表取締役 春日 郁代)と、施工者:株式会社リヴ(本社 京都府向日市寺戸町七ノ坪141、代表取締役社長 波夛野 賢)は、平成29年4月16日10:00より、京都市下京区にて、京都市内初の木造大型商業ビルの構造体見学会を行います。
【建築物・構造見学会の主な特長】
(1)京都市内初の鉄筋コンクリート1階、2階から5階は木造建築による、民間の中高層商業ビル。規模・用途・高さ(階数)共に、国産・地域産木材を活用したものとしては、京都市内では初めての試みです。
(2)国で普及が進められている国産・地域産木材を活用。輸送時のCO2発生が少なく、建築後の耐久性が高い特長を持ちます。また、CO2吸収が少ない大型樹木から、吸収が多い若木に移行したCO2吸収の活性効果も大きな特長です。
(3)京都市内外から観光やビジネスで多くの人が訪れる、下京区四条烏丸に建設しました。
(4)ビルでは、水尾のゆずが配合された化粧水など、京都府の特産物を活用した製品を用いた美容サービスが提供されております。また、ホール内インテリアにも京都府産木材を活用しました。サービスと建物両方で、京都の特産物の良さを体感してもらい、環境と身体に優しい地産地消を普及啓発に取り組みました。
(5)木造躯体は軽量なため、地盤への負担も少なく、埋蔵文化財地域内のエリアでも、文化財のある地層までの掘削が不要となり、コスト面からも、文化財の観点からも、環境負荷の少ない建築物となります。
(6)木造商業ビルの構造体(木造部分)を公開します。高性能な構造体を実際に確認することができます。
(7)構造には、2×4(ツーバイフォー)工法を使用し、高い耐震性と、耐火性を確保しました。柱・梁ではなく、壁・床の面剛性で躯体を支えている様子も見学が可能です。
【上記特長の解説】
(1)現在、政策により、低層及び中層建築物の木造化が先導的に行われている中で、まだ公共建築・介護施設等に限定されている感のある、大規模木造建築物のジャンルにおいて、民間木造商業ビルが建築される形となります。中・大規模木造建築においては、国産木材の使用率は極めて少なく、環境及び、地域経済への影響が望める国産・地域産木材を活用したものとしては、建築規模、商業用途など、様々な要素で京都市内でも極めて珍しい試みとなります。
(2)木造化における最大の理由は、地域・地球全体からみたサスティナビリティ(維持管理性)の高さである。大気中のCO2を固定化した木材を、長期間使用する建材として使用し、CO2吸収力の高い若木を植えることで、高い温暖化対策効果を発揮します。
森林の伐採においても、京都の森林の90%以上は林業の為の人工林で、海外産におされて伐採が進まず、荒廃が進む中で、成長が一段落した大型樹木を建材とし、伐採後に成長力(CO2吸収力)の高い若木を植えることで、地球環境においてもいい循環を生み、土砂崩れなど、地盤保持力の弱った森林の保全にも役立ちます。
(3)観光・ビジネス共に京都市内外から多くの人々が訪れる四条烏丸に建設しました。地域の特産物を使うことで、人体・環境に配慮した建築のシンボルとして、市内外の人々に普及啓発を促します。
(4)京都府産の柚子等を活用した美容商品の提供・体感サービスが提供されます。ホールの内装には、京都府内産の木材をあしらい、木の香りに包まれた優しい空間で、木目・色が美しい同木材を体感することで、利用者のリラックス効果を誘います。京都市内外から訪れる人々に、京都府の特産物の普及啓発を行います。
(5)建築地は、埋蔵文化財保存地域となっているため、地上より1m以上の掘削は埋蔵文化財の調査必要深さにあたるが、今回の建物は、木造躯体による軽量化により、掘削深度は浅くなり、コスト削減とともに、環境負荷の低減・埋蔵文化財の保全の点にも効果があります。
(6)木造の構造体の公開を行う事で、普及が大きく進められている大規模・中規模木造建築物の技術の啓蒙を行います。強度、火災などの不安が持たれることが多いですが、逆に従来鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建築物に比しても安全であることの安心感をもっていただけます。
(7)今回の建物は、木造の内、集合住宅、介護施設などで広く採用されている2×4(ツーバイフォー)工法を採用しました。過去の震災での高い耐震性と、評価の高い耐火性を同時に確保しております。建物の構造には、柱梁で支えることで、強度を保つ方法(ラーメン構造)と、壁・天井・屋根などの面の周囲強度で支える構造(モノコック構造)があり、いずれも大規模・中規模木造建築物ではされていますが、前者には開放的な空間の確保がとりやすいメリットが、後者には、断熱・気密性能が確保しやすいメリットがあります。品質と安全性の高い、地域のシンボルを目指します。
【建築地】
京都市下京区仏光寺通東前町403番11
開催日時 4月16日(日)10:00~15:00
■会社概要
株式会社リヴ
所在地 : 〒617-0002 京都府向日市寺戸町七ノ坪141番地
代表者 : 代表取締役社長 波夛野 賢
事業内容: 建設工事の請負並びに企画・建設
管理及びコンサルティング業務、
不動産の売買・仲介、損害保険代理業
URL : http://liv-r.co.jp
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株式会社リヴ
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