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    6インチチャック搭載のジャストサイズな CNC内面研削盤「STG-6N」を開発

    「日本国際工作機械見本市 JIMTOF2016」に出展

    セイコーインスツル株式会社(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市、以下、SII)は、6インチスクロールチャックを搭載しながら、機械幅を1,600mmのジャストサイズに収めたCNC内面研削盤「STG-6N」を新たに開発しました。本製品は、「第28回日本国際工作機械見本市 JIMTOF 2016」(11月17日(木)~22日(火)、於:東京ビッグサイト)に参考出品いたします。
    内面研削盤「STG-6N」

    SIIは腕時計製造で培ったものづくりノウハウを活かし、半世紀以上にわたり小型製品向けの内面研削盤を製造、販売しております。近年では、設備サイズと対象ワークサイズのバランスを重視したジャストサイズ設計ながら、高精度・高能率な加工を実現した3インチチャック搭載の小型内面研削盤STG-3N(販売中)が大変ご好評頂いております。
    今回発表するSTG-6Nはそのジャストサイズのコンセプトはそのまま、“もう少し大きなワークを削ることができる設備が欲しい”というお客様のご要望に応える6インチチャック搭載の内面研削盤です。機械幅2,000mmを超える設備が多い中、機械幅1,600mm、高さ1,320mmのジャストサイズな設備を提案します。高出力・高剛性な自社開発高周波スピンドル(SSPGシリーズ)を搭載し、高精度、高能率な加工を実現したコンパクトな設備バランスとなっています。

    本製品は、今後さらなる評価・改良を進め、2017年2月より販売を開始する予定です。

    なお、当社工作機械は、これまでSII○゜ブランドでシリーズ展開してまいりましたが、今後は、セイコーホールディングスグループのブランドであるSEIKOを、製品ブランドとして事業を展開してまいります。


    【主な特長】
    1.6インチチャック対応ながらジャストサイズなコンパクト設計
    加工内径φ100mm、6インチスクロールチャック搭載ながら、機械サイズは1,600(W)×1,615(D)×1,320(H)mmとコンパクトな設計です。

    2.高精度、高能率な加工を実現
    高出力、高剛性はもとより、低環境負荷、静音化を追及した当社製高周波スピンドル「SSPG-045T100」を採用しています。

    3.作業性を考慮したデザイン
    シンプルな操作画面、作業者が使い易いボタン配置、ワーク供給動作のしやすい主軸レイアウトなど、ヒューマンインタフェースや人間工学を考慮したデザインです。

    4.FANUC FIELD system に対応
    NCにはFANUC社製の装置を採用。同社が進める、工場内の工作機械やロボットなどをネットワークで接続し、そこから生み出されるビッグデータを処理、活用することでスマートな製造現場を実現するオープンプラットフォーム「FANUC Intelligent Edge Link and Drive system(=FIELD system)」に対応しています。

    【主な仕様】
    型式:STG-6N
    機械サイズ:横幅×奥行×高さ 1,600 mm×1,615 mm×1,320 mm
    加工物サイズ:穴径×長さ 最大φ100 mm×100 mm
    主軸:回転数 0~1,200 min-1
    主軸旋回角 -5゜~15゜
    チャック:スクロールチャック 6インチ (最大把持外径 φ160 mm)
    スピンドル:SSPG-045T100 (最高 45,000 min-1)
    主軸台テーブル:ストローク 200 mm
    砥石台テーブル:ストローク 300 mm

    【Webサイト】
    http://www.sii.co.jp/mt/index.html

    【展示会情報】
    名 称: 第28回日本国際工作機械見本市 (JIMTOF 2016)
    会 期: 2016年11月17日(木)~22日(火)
    会 場: 東京ビッグサイト
    ブース: 東1ホール E1011
    出展品: 1.CNC内面研削盤 STG-6N (参考出品)
    2.高精度内面研削盤 SIG-Evo2s + 高速自給装置
    3.高周波スピンドル (SSPGシリーズ、AEドレッサー)

    以上

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    内面研削盤「STG-6N」

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