今夏のクールビズは「シャツナカ」に注目が集まりそう！ 小田急百貨店紳士フロアがおすすめする機能性肌着

　株式会社小田急百貨店では、新宿店本館7階紳士肌着売場において、5月中旬から、シャツの中に着ることでかえって涼しく過ごすことができる機能性肌着が、ビジネスマンにじわり人気を集めています。

　　　　　　　　　　　
＜機能性肌着の人気の理由＞
　今年のクールビズは“きちんと感”がトレンドであり、紳士フロアの各ショップでは、清涼感のあるスーツやジャケットスタイルを提案しています。その一方で、気になるのは暑さ対策。何よりビジネスマンが気にするのは「汗」や「ニオイ」などではないでしょうか。
　“ジェンダーレス男子”などが注目されている最近では、特に若い世代は美意識が高く、身だしなみに敏感だというイメージがありますが、実は働き盛りの40代にもそうした傾向が見られるようです。
　カスタマー・コミュニケーションズ株式会社が運用する「TRUE DATA」※（2015年4月～8月）によると、女性の購入が多い「むだ毛処理剤」において男性の購入者も1割を超え、その中でも、20代に続いて40代の購入が多いという結果が得られています。
　こうした背景もあって、40代のビジネスマンの来店が多い新宿店の紳士フロアにおいて、さりげなく汗やニオイの対策ができる吸汗速乾や抗菌防臭などの機能が付いた肌着、いわゆる「シャツナカ」に注目が集まっているのではないかと考えられます。暑さが本格化してきた5月中旬から動きが良く、売上げは昨年を上回って推移しています。

※「TRUE DATA」…消費者購買情報を統計化した全国標準データベース


＜機能やデザインは豊富。ポロシャツやTシャツ用も！＞
　バリエーションは年々広がっており、ニーズに合わせて選ぶことができます。吸汗速乾、抗菌・防臭、接触冷感、通気性などはもちろん、脇にパッドがついていたり、生地の表面に撥水加工がほどこされていたりすることで、アウターへの汗移りを抑制する商品も人気です。
　なかでも、身だしなみに敏感な40代の男性に支持されているのが、こうした消臭や接触冷感などの機能を備えつつ、「アウターに響きにくく、透けにくい」タイプ。襟や袖、裾を切りっぱなしの状態で仕上げているためワイシャツにラインが出ず、すっきりと着こなすことができます。また、紳士肌着ではあまりなじみのない「ベージュ」が、透けにくいと好評です。
　また、一枚で着ることが多いポロシャツやTシャツ用の商品も登場しています。深めの襟ぐり、短めの袖丈などの工夫によって、表に見えてしまう心配はありません。ビジネスはもちろん、普段の装いにも「シャツナカ」を取り入れてこそ、おしゃれ上級者です。


＜身に着ければ分かる快適さ。担当者のおススメはコチラ！＞　
　売場担当者のおススメ商品の一部を紹介します。グンゼ『SEEK』シリーズや、ワコールメン『ヒビカヌーディ』シリーズが人気です。シャツだけでなくボトムも展開しています。

●グンゼ『SEEK』VネックTシャツ（EE6014）　5,184円
　こだわり派におすすめのプレミアムライン。高級超長綿をWシルエット加工することにより、しなやかで絹のような肌触りとなっています。さらに、生地を縫わずにつなぎあわせる接着技術で完全無縫化を実現したため、ゴロツキ感がなく軽快な着心地です。深めの襟ぐりで、ワイシャツの襟元から見えないこともポイントです。

●グンゼ『SEEK』UネックTシャツ（EE2715）3,024円
　クールビズで活躍するポロシャツ対応用アイテムです。深めの襟ぐりで、脇汗に対応する袖付きながらポロシャツからはみださないような短めの袖丈、さらに汗染み防止加工もほどこされています。白やベージュだけでなく、カーキやスカイブルーなど豊富な7色展開で、ポロシャツとのコーディネートも楽しめます。

●ワコールメン『ヒビカヌーディ』ボクサーブリーフ（WT4260）3,780円
　女性の代理購買として人気があるワコールメンの『ヒビカヌーディ』シリーズ。シャツだけでなく、ボトムも支持されています。接触冷感素材を使用した通気性のあるボクサーブリーフは、汗のにおいも気になりにくく、快適なのが特徴です。