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    インテック、ID管理製品にRSAセキュリティ社のワンタイム・パスワード製品を連携し、アクセス管理機能を強化

     ITホールディングスグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役執行役員社長:金岡 克己、以下インテック)とRSAセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山野 修、以下RSAセキュリティ)は、インテックが開発・提供を開始するID管理ソリューション(以下IDMソリューション)とRSAセキュリティのワンタイム・パスワード製品「RSA SecurID(アールエスエー・セキュアアイディ)」*1 を組み合わせたセキュリティソリューションの提供を9月1日より開始いたします。

     IT統制への対応が本格化するなか、企業や官公庁においては各システムのユーザID情報やアクセス権などをより厳重に管理する必要に迫られています。このような課題を受け、インテックはシステムごとに管理していたID情報の一元化を可能にするシステム「結人(ゆいと)」*2 、「束人(そくと)」*3 を自社開発し、IDMソリューションとして9月1日より順次提供する予定です。

     今回、インテックとRSAセキュリティは、結人ならびに束人とRSA SecurIDを連携し、ID管理にワンタイム・パスワードによる本人認証機能を追加したセキュリティソリューションを提供することで合意いたしました。
     結人、束人とRSA SecurIDの認証サーバ(RSA Authentication Manager)*4を直接連携することで、ユーザID統合管理機能に本人認証機能を組み合わせたシステムの構築が可能になります。これによって、より確実に本人認証を行うことができ、ネットワーク接続のセキュリティを強化できます。

     インテックとRSAセキュリティは、今後も企業、官公庁向けに両製品を組み合わせたIT統制を支援するソリューションを共同で提供してまいります。なお、これらの製品の導入については、インテックが受付窓口となります。

                                     以上


    <今回の連携による利点・機能提供>

    ◆ID管理システムとRSA SecurIDのユーザIDを結人で同期し、束人で一元的に管理することでシステム管理者の運用負荷を軽減。

    ◆束人の標準機能であるユーザメンテナンス画面から、RSA SecurIDの利用ユーザ登録とその監査履歴レポートの出力が可能。

    ◆RSA SecurIDによるより確実な本人認証を行うことで、ネットワーク接続のセキュリティを強化。


    *1 RSA SecurID
      RSA SecurIDは、60秒ごとに1回自動的に更新される6桁の数字をパスワードとして利用するワンタイム・パスワード製品。パスワードは60秒後には無効となるため、不正行為や犯罪への高い防止効果があります。利用者は表示されている数字を入力するだけで特別な操作を覚える必要がないため、抵抗なく利用することが可能です。VPNやWebアプリケーション、デスクトップのログインなどにおける認証を強化できます。

    *2 ID同期システム結人(ゆいと)
      異なる種類のディレクトリシステムやRDBなどが保持するさまざまなデータ形式を吸収し、システム間のデータ同期を行うことが可能なシステムです。日本の商習慣に対応した事前同期機能などを基本搭載しており、またシステム間の同期設定を画面上で容易に行えるよう設計されているため、システム導入までの構築期間を短縮することができます。また、同期を行う前に予めリハーサルとして同期を行った場合の実行結果をファイルに出力することが可能です。9月1日より、販売を開始いたします。

    *3 ID統合システム束人(そくと)
      結人を利用したデータ同期に加え、幅広いID情報のライフサイクル管理を行うことを可能にしたシステムです。ID情報のライフサイクル管理に必要な申請・承認フローを定義設定可能です。また、同期システムによる利用者の登録・変更・削除といった証跡ログをGUIで確認できるため、不正なユーザアカウントの登録防止や、不要ユーザアカウントの削除漏れなどの追跡・対応が可能です。
      12月より、販売開始予定です。

    *4 RSA Authentication Manager
      ネットワークに対する認証要求の検証とユーザ認証ポリシーの中央集中型管理を行う認証サーバです。

    *本文に記載されている会社名、商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。