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    高い校内LAN整備率を誇る北陸で初導入!~富山県魚津市道下小学校へ~

    2008年4月14日 09:30
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    報道関係者各位
    プレスリリース                      2008年4月14日
                               株式会社アルテル

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             高い校内LAN整備率を誇る北陸で初導入!
               ~富山県魚津市道下小学校へ~
                http://www.altel.co.jp
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    株式会社アルテル(東京都港区、代表取締役:宮鍋 健樹)は、この度、校内LAN
    (情報コンセント)を利用した校内IPインターホンシステム“キッズ救急”を、
    北陸地方で初めて、富山県魚津市の道下小学校へ設置いたしました。
    校内LAN整備率が8割を超える富山県のような地域では、各教室の校内LANに
    接続するだけで“キッズ救急”を大規模な工事なしに、簡単に導入できます。
    また、校舎の建て直しなどを契機に校内LANを整備される学校では、サーバレス、
    端末のみで校内IPインターホンを構築できる“キッズ救急”を同時に導入する
    ケースも増えております。この度、「10万教室ICT化支援プロジェクト」が
    スタートしたことで、今後校内LANを整備される多くの学校へキッズ救急の
    導入が見込まれています。

    ■「10万教室ICT化支援プロジェクト」がスタート
     校内LAN整備が国の補助金対象に

    総務省・文部科学省・総務省情報通信政策局は本年2月に、「10万教室ICT化
    支援プロジェクト」を発表しました。政府では「IT新改革戦略」等において、
    2010年までに全ての公立小中高等学校等の校内LANを整備することを目標として
    いますが、2007年3月末時点で校内LANの整備率は全国平均で56.2%に留まって
    います。この現状を踏まえ、政府は上記の目標を早期に達成するため
    「10万教室ICT化支援プロジェクト」として、整備の遅れる校内LANへの投資を
    集中的に実施することとしています。
    具体的には、総務省と文部科学省が連携して校内の普通教室等を繋ぐ校内LAN
    の整備経費を新たに補助対象とし、該当する校内LAN整備等学校を含む地域
    イントラネットの整備を行う自治体を重点的に採択することとなりました。

    ■全国の小中高等学校へ
     校内LAN普及の原動力として期待

    先述の通り、校内LAN普及の目標達成は厳しい状態にあり、特に学校数も多い
    大都市圏においては、普及率が大変低くなっています。こうした状況の中、
    当社は07年7月に大阪府枚方市の小学校へ、PLC技術により電源コンセントを
    利用した“キッズ救急コンセントdeネット”を設置することで、校内LANが
    未整備な環境でも電源コンセントを利用して校内LANを構築し、導入を実現
    いたしました。(1年間の実証試験中)
    枚方市では教育コンテンツサーバを授業に利用しており、キッズ救急ホンの
    Hub機能を活かしてパソコンとインターホンを同時利用しています。この枚方市
    の事例は、「学校の安全」「校内LANの有効活用」「教育のICT化」を、PLC技術
    で実現した全国で初のケースをなります。

    (注)PLCとはPower Line Communicationの略で電力線を通信回線として利用する
    技術。電源コンセントに専用のアダプタPLCモデムを設置して数Mbps~数十Mbps
    のデータ通信が可能となる。

    ■キッズ救急の特徴

    “キッズ救急”は、各教室の校内LAN(情報コンセント)へ当社が開発した
    IPインターホン端末を設置するだけで以下の機能を実現します。端末のみで
    サーバ等の設置は不要です。
    また、校内LANが未整備でも既出の“キッズ救急コンセントdeネット”や、
    テレビ端子通信技術を活用することで、キッズ救急の導入が可能です。
    (大掛かりな配線工事は不要ですが、専用のアダプタと事前調査が必要になります)

    (1)教師へ不審者等の侵入時に緊急ボタンで校内一斉に緊急同報
    (2)各教室間、職員室、保健室などの日常の業務連絡、校務の軽減を実現
    (先生が情報伝達のため走り回る必要がありません)
    (3)教室にいながら常時連絡でき、子どもとの時間を拡充=教室の安全につながる
    (4)パソコンも同時利用可能

    また、既存の放送設備と連携する“キッズ救急ボックス”で、緊急時には
    一斉同報が可能(あらかじめ登録したメッセージ)です。今までは登録された
    メッセージのみの一斉同報でしたが、従来の緊急通報にプラスして、緊急ボタン
    が押された教室名も放送、職員室の電光掲示板にも表示ができる“キッズ救急
    メッセージボード”で、より教室の安全を高めることができます。
    さらに新たな製品として、現場からのご要望が多かった
    「受話器を通して、話したことをそのまま校内放送できる」、
    “キッズ救急メッセンジャーボックス”も開発いたしました。

    “キッズ救急”は京都市150校3000台をはじめ、茨城県日立市、神奈川県横浜市
    など全国への納入実績があり、その他自治体からも多くの引き合いがあります。

    ■会社概要
    会社名  : 株式会社アルテル
    本社所在地: 東京都港区芝浦3-20-6 芝浦MYビル6F
    代表取締役: 宮鍋 健樹
    主要株主 : 株式会社エイビット 関西電力株式会社
    URL    : http://www.altel.co.jp

    ■本件に関するお問い合わせ
    株式会社アルテル
    東日本営業部
    担当: 上嶋
    Tel : 03-5418-4742

    西日本営業部
    担当: 岡部
    Tel : 06-6292-7561

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