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    インテック、インターネットEDI対応のASPサービスを開始

    2007年3月5日 12:00
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    報道関係者各位                      2007年3月5日
    プレスリリース                   株式会社インテック

            インターネットEDI対応のASPサービスを開始
            「EDI-Hub」が標準規格EDIINT AS2に準拠


    株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役 執行役員社長:
    宮地 秀明、以下 インテック)は、EDI*1のASPサービス「EDI-Hub
    (イーディーアイ・ハブ)」の新たな機能として、インターネットEDI*2に
    対応した「AS2通信機能」を開発し、本日よりサービスの提供を開始いたし
    ます。
    AS2はインターネットEDIの通信手順として国際標準になりつつある
    EDIINT AS2*3に準拠しており、インターネットでの安全で高速なデータ交換を
    可能にします。

    「EDI-Hub」は、お客さま企業のEDIシステムをASPで運用するサービスで、
    これまでに100社以上でご利用いただいています。ハードウェア・ソフトウェア
    はインテックで運用し、お客さまは必要に応じて随時EDIサービスをご利用い
    ただけますので、ハードウェアのメンテナンスやネットワーク構築などEDI
    システムの運用に関わる負荷を軽減することができます。
    インテックのEDIパッケージソフト「EDIServ(エディサーブ)」をベースと
    して使用し、20年にわたり、インテックが蓄積してきたVAN事業の運用ノウ
    ハウを活用しています。
    2001年のサービス開始以来、標準プロトコルである全銀手順やJCA手順等の
    レガシー手順をはじめ、Web-EDI機能や状況照会機能等、ご要望に応じた形で
    安定性の高いサービスを提供しています。

    すでに「EDI-Hub」を利用されているお客さまは、「AS2通信機能」を追加する
    だけでレガシー手順のEDI機能に加え、EDIINT AS2に準拠したインターネット
    EDI機能が利用できるようになります。充実した運用管理機能はそのまま使え
    るため、お客さまの運用管理負荷が軽減されます。
    新たにご利用いただくお客さまも、取引先や物流業者、銀行等の対外接続に
    おいて、様々な通信手順を利用した安全なデータ交換がフルアウトソーシング
    で可能になります。

    また、インテックは先行して、昨年末からEDI業務のアウトソーシングを受託
    しているライオン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:藤重 貞慶、
    以下 ライオン)に「AS2通信機能」を加えた「EDI-Hub」サービスを提供して
    います。

    これにより、ライオンは日用品化粧品業界VAN運営会社「プラネット」との間
    で行っているEDI業務のうち、通信量が最も多い販売データについて従来型の
    EDIからインターネットEDIへの切り替えを行いました。その結果、通信時間を
    大幅に短縮することができました。

    なお、インテックは現在、インターネットとXMLを活用した次世代EDIの普及と
    市場拡大を推進しています。今回「EDI-Hub」に実装した「AS2通信機能」のほ
    か、レガシーEDIにも対応可能なパッケージ製品「EDIServ」やインターネット
    活用に特化したEDI用通信ソフトウェア「B-ixServ(ビックスサーブ)」の
    提供も行っており、お客さまのご要望に応じた様々なソリューションの提供が
    可能です。

    また、インテックはEDIINT AS2の利用に必要な暗号化技術や電子署名等の認証
    基盤として、電子証明書発行サービス「EINS/PKI+(アインス/ピーケイアイ
    プラス)」を展開しており、EDIシステムの構築をトータルに提供してまいり
    ます。


                                     以 上

    *1「EDI」
    Electronic Data Interchange。商品の受発注や決済など商取引に関する
    データを標準化し電子的に交換する仕組み。データを交換する際の手順や規約
    を定めたものが通信手順であり、日本国内のEDIでは長年、公衆回線を利用し
    たJCA手順、全銀手順等が使われている。

    *2「インターネットEDI」
    従来型のEDIに代わり、インターネットを活用した高速で安価な次世代EDI。
    インターネットEDIのEDIINT AS2*3は、欧米では大手流通業、消費財製造業等
    で広く採用されており、インターネットEDIの標準的な通信手順となりつつ
    ある。国内でも海外企業とのEDIで採用されているほか、日用品化粧品業界EDI
    ネットワーク運営会社のプラネットが2005年8月よりEDIINT AS2に対応した
    インターネットEDIサービス「SMOOTHEDI」を開始するなど、ニーズが急速に
    高まっている。

    *3「EDIINT AS2」
    Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability
    Statement 2。IETF(インターネット技術の標準化組織)で提案されたインター
    ネットEDI標準規格。RFC4130として公開されている。


    ■本件に関するお問い合わせ
    株式会社インテック ネットワーク営業部
    TEL: (03)5665-5026 FAX: (03)5665-5099
    URL: http://www.intec.co.jp/


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     商標です。