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【コーチングのプロが教える!子どもから「自信」「私らしさ」「考える力」etc を奪わないための心がまえ】馬場啓介著『親に知っておいてほしかった「悪魔の口ぐせ」』2025年1月28日刊行

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2025年1月28日 18:30
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株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は馬場啓介著『親に知っておいてほしかった「悪魔の口ぐせ」』http://www.asa21.com/book/b654139.html を2025年1月28日(火)に刊行いたします。

子どもとの信頼関係は、何物にも代え難い!子どもが幸せに育つための関わり方

子育てには正解もなければ、完全無欠の成功者もいません。ですが、「あなたらしいのが一番」「頑張ればできるよ」……。無意識に使いがちな親の口ぐせが、子どもを苦しめているとしたら……?

無意識の言動・何気ない一言で、子どもの可能性を簡単に奪うことができてしまう、「親」とは怖くて難しい役目。

本書では、親向けのコーチングスクールを運営する著者が、〈自分にとって悪影響だった「悪気のない親の口ぐせ」〉を集め、それがなぜ「悪魔のような言葉」になってしまったのか? 親はどうすればよかったのか? などを、コーチングのプロとして解説します。

親の発言に“正解はないが不正解はある”  子どもの可能性を奪わないためのポイント

私から「信じる勇気」を奪った口ぐせ

※以下、本書より一部抜粋編集

悪魔の口ぐせ 「誰が稼いだお金だと思ってるんだ!」

幸せな人間関係はタテよりヨコ イラスト:大野文彰
幸せな人間関係はタテよりヨコ イラスト:大野文彰
この口ぐせにより、子どもは「多く稼いでいる方が価値ある役割を果たしている(偉い)」と思いがちになる。母(父)親がたとえ外で働いてなくとも、子どもの命と成長を守る大きな役割を果たしているのに。一番残念なのは、将来親になった際に、子育ての価値を信じる勇気を失ってしまうことだ。

この悪魔の口ぐせから解放される方法は、自分がもっと、子育ての尊さ、難しさ、偉大さに気づくこと。

私から「私らしさ」を奪った口ぐせ

イラスト:大野文彰
イラスト:大野文彰
人には多面性があります。優しい面もあれば、冷たい面もあり、人に知られたくない一面だってあります。すべての面が「私らしさ」であり、その面のバランスが、今の「私らしさ」なのです。

繊細な人は、「あなたは優しい子」と言われ続けると、冷たい一面があるのはいけないことだと考え、(これは私の悪いところなんだ……)(隠さなきゃ……)などと、自分の一面を否定して苦しんでしまうわけです。結果的に自分を見失い、優しい一面だけを表に出した、不自然な仮面をかぶってしまう。親の接し方として大切なポイントは、“子どもの一面、二面だけを見て、決めつけないこと”です。

悪魔の口ぐせ 「誰に似たの?」

この口ぐせの根っこには、“子どもは、自分(親)に似ているはず”という、親の思い込みがある。周りの人と信頼関係を築いていく上でもっとも大切なコミュニケーションの基本は、“自分と相手は全く違う生きもの”を大前提にすること。

「相手も同じ考えのはず」などの間違った前提を持つと、相手を決めつけることになり、自分と違う面を見つけると簡単に嫌いになってしまい、興味を持ち続けることもできなくなる。

私から「楽しむ力」を奪った口ぐせ

悪魔の口ぐせ 「お姉ちゃんでしょ」

長女、長男ほど“しっかりしなければ”という思い込みが強くなり、周りの目を気にしすぎたり、相談が苦手になったりする。自分が楽しむことより、周りを楽しませることばかり意識してしまい、ストレスを溜めやすい。

そして何より、適当にやるのが苦手にもなる。適当とは、無理をしないことであり、“よい心の状態を維持できる程度”だと思ってほしい。

近年は心の病気も増え、5人にひとりが患うと言われている。その最大の原因も「適当」がわからなくなるからだろう。
生真面目な性格の子どもには「なんとかなるさ」「これでいいのだ」を口ぐせにして伝えてもいいかもしれない。 イラスト:大野文彰
生真面目な性格の子どもには「なんとかなるさ」「これでいいのだ」を口ぐせにして伝えてもいいかもしれない。 イラスト:大野文彰

書籍情報

表紙
表紙
タイトル:親に知っておいてほしかった「悪魔の口ぐせ」 “何気ないひとこと”で子どもに一生残る傷をつけないために
著者: 馬場啓介
ページ数:244ページ 
価格:1,650円(10%税込) 
発行日:2025年1月28日 
ISBN:978-4-86667-725-5
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b654139.html

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866677252/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/18070281/?l-id=search-c-item-text-01

目次

PART 01 私から「自信」を奪った口ぐせ
PART 02 私から「私らしさ」を奪った口ぐせ
PART 03 私から「考える力」を奪った口ぐせ
PART 04  私から「楽しむ力」を奪った口ぐせ
PART 05  私から「愛する勇気」を奪った口ぐせ
PART 06  私から「信じる勇気」を奪った口ぐせ
PART 07  私から「無限の可能性」を奪った口ぐせ
PART 08  私から「自由」を奪った口ぐせ

著者プロフィール

馬場啓介(ばば・けいすけ)

著者:馬場啓介
著者:馬場啓介
マザーズコーチングスクール代表/トラストコーチングスクール代表
1980年、鹿児島生まれ。法政大学法学部卒。米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィ入社。トップトレーナーとして国際コーチング連盟の試験官も務める。2009年、トラストコーチングを設立。経済産業省や大手企業の人材育成担当を務める傍ら、「誰もがコミュニケーションを学ぶ文化を創る」をミッションに、国内外に累計約5000名の認定コーチを育成している。また、コーチングを取り入れたコミュニケーションプログラムを導入しての幼児教育も手がけ、全国の教育委員会の後援を受け、「いじめ」や子どもの「孤独」などをテーマにした講演などで、コミュニケーションの重要性を伝える活動に力を入れている。二児の父。

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