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    「農業を憧れの職業に」都市農業を体験する1DAYイベントを実施

    ~第2弾を2月3日(月)開催決定!参加募集中~

    2025年1月27日 14:00
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    「自産自消のできる社会をつくる」を理念に掲げる農業ソーシャルベンチャー、株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:西辻 一真)は、農林水産省とともに行う「農業の魅力発信コンソーシアム」の一環として、魅力ある都市農業者のもとで農業を体験する1DAYイベントを実施。
    第1弾として、弊社運営のアグリイノベーション大学校卒業生である「あいざわ農園(埼玉県朝霞市)」で、農業に関心を持つ21名の方が参加し、畑ツアーや収穫体験、農業人生“ジャーニーマップ”づくり、地域循環の視察を行いました。

    <都市農業体験 第2弾の参加者も募集中>

    ※本事業は、農林水産省 新規就農者確保緊急円滑化対策「農業の魅力発信支援事業」(令和5年度補正予算)を活用して運営されています

    ■『農業の魅力発信コンソーシアム』とは

    農業の魅力発信コンソーシアムは、農林水産省の補助事業を活用し、農業現場で活躍する「ロールモデル農業者」との接点を通じてこれまで農業に関わりのなかった方が「職業としての農業の魅力」を知る機会を創るために、イベントの開催やメディア・SNSを通じた情報発信を行っています。

    ■背景

    現在、農業界では従事者の減少や高齢化が深刻化しており、農業生産を維持するためには、農業未経験者を含め、新たに挑戦する人々を増やす必要があります。
    そこで、農業への関心を高めるために、「現場で活躍する農業者の姿を通じて、他の職業にはない農業の魅力を伝えること」が重要だと考えました。今回のコンソーシアムの取り組みの一環として、都市で農業を営むロールモデル農業者のもとへ、農業に関心を持つ人が訪れ、体験や対話を通じて「職業としての農業」の魅力を感じられるイベントを企画しました。

    ■第1弾実施イベント内容

    江戸時代から続くキャロットタウン埼玉県朝霞市で脱サラ就農した相澤さんのもとで、農業人生と地域循環を考える1DAY

    【農業者:相澤 敦さん(あいざわ農園)】

    あいざわ農園は江戸時代から続く歴史ある農家。約5年前、脱サラして奥さまのご実家である農家を継いだ相澤さんは、ご家族とともに約20品目もの作物を栽培しています。埼玉県朝霞市は「ニンジンの町」としても知られ、相澤さんは特産品の人参を使った「本格人参焼酎へべれけ」の製造・販売にも取り組んでいます。「地元の人にもっと楽しんでほしい」という想いから誕生した焼酎は、地域愛と農業の未来が詰まった逸品です。
    【実施概要】
    日時: 2025年1月18日(土)13:30~18:00
    場所:埼玉県朝霞市「あいざわ農園」
    参加者数:21名
    内容:畑ツアーと人参収穫体験/農業人生“ジャーニーマップ”づくり/地域循環の視察
    【実施風景】
    あいざわ農園での人参収穫体験の様子
    農業人生を考えるワークショップ

    ■体験プログラムのポイント

    ・畑ツアーと人参収穫体験
    自然豊かな畑を巡りながら、新鮮な人参を実際に収穫しました。
    ・農業人生“ジャーニーマップ”づくり ※
    就農をゴールとするのではなく、長い農業人生を考えた時に、どのようなスタイルや経営が適しているか、相澤さんと一緒に考える体験を提供しました。
    ・地域循環の視察
    地域で有機質肥料や堆肥の販売を行う大村商事株式会社さんにて視察を実施し、地域資源を活用した持続可能な取り組みについて学びました。
    ※ 農業人生“ジャーニーマップ”づくりとは
     マイファームがアグリイノベーション大学校のカリキュラムで実際に使われている要素を取り入れています。この体験により、農業に対するイメージが具体化され、農業を通じた自己実現の方法について考えることができます。

    ■参加者の声 ※レビューより一部抜粋

    ●作物を作って出荷しているだけで、生産現場と市場の往復だけで生活の営みが完結してしまっている農業者と、相澤さんのように、地域(地元)のために何かできないかと活動されている農業者とでは、間違いなく相澤さんのような生き方が魅力的であると感じました。「農業とは、自然と地域との共生である」という言葉は印象的でした。
    ●今後社会情勢によって物価物流コストが上がれば上がるほど地産地消の方向になると思います。ベッドタウンと言われているエリアでの営農には有利だと思います。
    ●農業は、地域社会に貢献するためにやるべきであると思いました。それが結果的に事業としても継続していくことにつながっていると感じました。地方の農業でもそれはさほど変わらないかと思いますが、身近に人が多い都市農業では、なおさら地域に貢献できる度合いが高いのではないかと思いました。
    ●地域との関わりについて、難しい面をよく聞きますが、主体的に関わることでポジティブになる面をたくさん聞かせていただき興味深かったです。都市農業だと奇抜なことをやって単価を高く、というイメージでしたが、そうでなくて基本的な栽培と販売をレベル高くしっかりやっていくことで成り立つ可能性が感じられました。
    ●都市型農業にひかりを感じました。

    <都市農業体験 第2弾の参加者も募集中>

    ■イベント内容

    脱サラし、千葉県我孫子市で有機農業を立ち上げ、農業体験を幅広く受け入れる香取さんのもとで、農業の魅力を再発見する1DAY

    【農業者:香取岳彦さん(ベジLIFE!!)】
    「農業を憧れの職業に!!」という理念のもと、香取岳彦さんは2016年から千葉県我孫子市で農業を始めました。「お客様に感動する野菜を提供する」「笑顔で楽しく農作業をする」「永続的な農業を実践する」ことをモットーに、こども園、小学校、中高生、大学生、社会人向けに幅広い農業体験活動を実施し、次世代に農業の楽しさを伝える活動を行っています。
     当日は畑で土づくりから収穫までの一連の農作業を体験し、農業の基本を学びつつ、参加者同士のワークショップを通じて、今後の人生における農業との関わり方を考えます。
    日程:2025年2月3日(月) ※雨天の場合、予備日として2月10日(月)に延期
    場所:ベジLIFE!!(千葉県我孫子市都部111)
    対象者:農業という職業に興味がある方
    参加者数:20名まで(応募多数の場合抽選あり)
    参加費:無し ※昼食は各自ご持参ください(近隣にコンビニ有り)

    ■アグリイノベーション大学校とは

    「働きながら農業を学びたい」という声に応え、2011年に全国に先駆けて開校した社会人向け週末農業学校です。有機栽培での農場実習に加え、技術や経営に関する講義を通じ、働きながら農業を体系的に学べるカリキュラムを提供しています。農業学校に求められる要素を網羅し、総合力の高い教育内容が特長です。13年間で2,400人以上の農業人材を輩出し、就農・アグリビジネス・ライフスタイルと多様な農業人生を歩む卒業生が、相互に関わりながら農業界を盛り上げています。

    株式会社マイファーム( https://myfarm.co.jp/ )
    本社所在地:〒600-8216京都府京都市下京区東塩小路町607番地 辰己ビル1階
    代表者  :代表取締役 西辻 一真
    設立日  :2007年9月26日
    資本金  :497,500,000円
    事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)
    農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート
    流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)