atpress

スマートフォンの長期利用が加速、 約半数が買い替えサイクルの長期化を実感

~長期化する使用期間、価格重視の買い替え傾向が鮮明に~

調査・報告
2025年1月29日 10:00
FacebookTwitterLine

株式会社IoTコンサルティング(本社:東京都千代田区、代表取締役:金野 太一)は、格安SIMやスマホの最新情報をお届けするメディア「ロケホン」にて、全国の20代から60代のスマートフォンユーザー500名を対象に、端末の使用期間や買い替え意識に関する調査を実施しました。


<アンケート結果>

調査結果: https://rokemoba.com/smartphone/smartphone-longtermuse/

集計期間: 2025年1月8日~2025年1月13日

対象  : インターネットアンケートの20代以下~60代以上の男女500人



■スマートフォン長期利用の実態調査に関する回答者属性


アンケート_1

アンケート_1


アンケート_2

アンケート_2


女性:275名

男性:225名


20代以下:61名

30代  :167名

40代  :174名

50代  :81名

60代以上:17名


女性が55%(275名)、男性が45%(225名)と、やや女性が多い結果となりました。

年齢層は30-40代が68%を占め、働き盛り世代の実態が反映されています。



■現在使用しているスマートフォンの使用期間はどのくらいですか?


アンケート_3

アンケート_3


2年~3年未満 :119名

4年以上    :111名

1年~2年未満 :104名

3年~4年未満 :84名

6ヶ月未満   :43名

6ヶ月~1年未満:39名


2年以上使用しているユーザーが62%を占め、4年以上の長期利用者も22%に達しています。

半年未満の新規購入は8%に留まりました。

2年以上の長期利用が一般的となり、4年以上使用する層も着実に増加しています。



■スマートフォンの買い替えサイクルは、以前と比べて変化しましたか?


アンケート_4

アンケート_4

変わらない   :219名

やや長くなった :154名

かなり長くなった:93名

やや短くなった :32名

かなり短くなった:2名


全体の49%が「長くなった」と回答し、「変わらない」が43%で続きます。短くなったとする回答は6%に留まりました。

買い替えサイクルの長期化が顕著であり、市場の成熟化を示唆しています。



■スマートフォンの買い替え時期を決める最も大きな要因は何ですか?


アンケート_5

アンケート_5


バッテリーの劣化    :308名

動作の遅さ       :66名

画面の破損・不具合   :64名

その他         :22名

新機種への興味     :21名

通信契約の更新タイミング:14名

カメラ性能の陳腐化   :5名


バッテリーの劣化が61%と圧倒的多数を占め、動作の遅さ(13%)、画面の不具合(12%)が続きます。

バッテリー性能が端末の使用期間を左右する最大の要因となっています。



■次回スマートフォンを購入する際の予算は?


アンケート_6

アンケート_6


3万円未満 :122名

5-8万円  :118名

3-5万円  :99名

8-10万円 :82名

10-15万円 :68名

15万円以上:11名


5万円未満が44%を占め、5-8万円が23%で続きます。8万円以上の高価格帯も32%存在します。

価格志向が強まる一方で、高価格帯にも一定のニーズが存在しています。



■今後のスマートフォン購入において、買い替えを決断する最も重要な条件は何ですか?


アンケート_7

アンケート_7


端末で故障や破損が発生すること :163名

本体価格が希望額以下になること :138名

月々の支払いが現在以下になること:69名

大幅な値引きキャンペーンの実施 :64名

画期的な新機能の搭載      :34名

通信料金とのセット割引の充実  :14名

その他             :12名

下取り価格が希望額以上になること:6名



現在使用している端末での故障や破損による買い替えが(32%)が最多で、希望価格での提供(27%)、月々の支払い条件(13%)が続きます。

実用的な必要性と価格条件が、買い替えの主要な判断基準となっています。



■まとめ

今回の調査により、スマートフォン利用における3つの重要なトレンドが明らかになりました。

●39%のユーザーが3年以上同じ端末を使用し、約半数が買い替えサイクルの長期化を実感している

●バッテリーの劣化が買い替えの最大の要因(61%)となっており、新機能よりも実用性を重視する傾向にある

●次回購入予算は5万円未満が44%を占め、価格志向が強まっている


これらの結果は、スマートフォン市場が「所有から活用へ」とシフトしていることを示唆しています。

メーカーには長期利用を前提とした製品開発が、販売事業者には多様な価格帯でのサービス提供が求められる新たな局面を迎えていると言えます。

ロケホンではスマホ・格安SIM等の割引や最新情報に今後も注目し、正確で分かりやすい情報の更新に努めます。



※本アンケート結果を引用する際は、下記のURLを出典元として記載してください。

https://rokemoba.com/smartphone/smartphone-longtermuse/



■IoTコンサルティングについて

IoTコンサルティングはIoTに特化した格安SIMの提供、IoTの相談サービスなどを手掛ける他、「正直スマホ: https://iot-consulting.co.jp/smartphone/ 」「株式会社IoTコンサルティング コーポレートサイト スマホコラム: https://economical.co.jp/category/smartphone-column/ 」「ロケホン: https://rokemoba.com/smartphone/ 」「ぴかまろ: https://iot-consulting.co.jp/media/ 」などのメディアを運営し、各ジャンルにてユーザーの皆様に価値ある情報を提供できるよう尽力しています。



<サービスに関するお問い合わせ先>

株式会社IoTコンサルティング

https://iot-consulting.co.jp/

〒101-0021 東京都千代田区外神田5丁目1-2 末広ビル4階

お問い合わせ先: https://rokemoba.com/smartphone/contact/

すべての画像

アンケート_1
アンケート_2
アンケート_3
アンケート_4
アンケート_5
アンケート_6
アンケート_7