atpress
    サービス

    「パンプスを履くと痛い!」は“早歩き”で解決!?オーダーメイド靴の製作会社とNECが共同調査

    〜いつもの自分より15%早歩きで、足への負担が2割軽減〜

    2024年1月11日 12:30
    FacebookTwitterLine
    パンプスを履くと「痛い」は早歩きで解決
    パンプスを履くと「痛い」は早歩きで解決
    3Dプリンター等のIT技術を活用したオーダーメイドシューズの製造提供を行う株式会社crossDs japan(所在地:東京都中央区、代表取締役:諏訪部 梓、以下当社)は、パンプス着用時の「足が痛い」「カカトがパカパカする」といった悩みを解決するため、このたびICT業界大手のNECと共同調査を行いました。

    調査の結果「パンプス歩行時、足裏への負担はいつもの自分の歩行速度より15%早く歩くことで約2割減少する」ことが分かりました。

    自分の歩行速度を確認することができれば誰でも取り組める対策であることから、自分の歩行が確認できるよう、2024年春には当社から「歩行速度を含む歩容を計測できるセンサー入りパンプス」の販売も予定しております。

    日頃の歩き方を見直し、少しだけ早歩きを心がけて「足の痛み」から開放される方が一人でも増えるよう、当社は今後もサポートを続けて参ります。

    ● 調査概要

    実験目的:歩く速度UPによる負荷軽減の検証
    実験日程:6月20日(火) 9:30-17:00
    実験人数:20名
     被験者:パンプスを仕事などで履く事がある20代〜50代の方
    実験場所:コンクリート舗装路
    実験内容:足圧センサを装着して20~30mを歩行する
         歩行パターンは「通常」「+5%」「+10%」「+15%」の4パターン
    使用足圧センサ:pedar®: Dynamic pressure distribution inside the footwear (novel GmbH, Munich, Germany) https://novel.de/products/pedar/
    注釈:調査は足裏の圧力センサーを用いて画像のように負荷がかかる部分を確認しました
    注釈:調査は足裏の圧力センサーを用いて画像のように負荷がかかる部分を確認しました

    ● いつもより15%早く歩くと最大で3割足への負担減少!

    日常的にパンプスを履いている20人に足裏の圧力を測るセンサーをつけて歩いてもらったところ、早く歩くことで一歩あたりの負担が減ることが分かりました。
    通常の一歩の負担を「1」とした場合、15%早歩きすると負担は平均で「0.81」にまで減少。なかには負担が「0.71」まで約3割減る方もいました。
    10%の早歩きでも負担は平均で「0.86」まで減っており、少しでも早歩きを心がけることで、確実に足への負担を減らすことが判明しました。
    1歩あたりの足裏にかかる負担は速く歩くほど負担が低減
    1歩あたりの足裏にかかる負担は速く歩くほど負担が低減

    ● パンプスは持っているけど…ほとんどの人が「痛み」に悩んでいる

    また足への負担に関する調査の他にも、「パンプス」にまつわるアンケート調査をパンプスを仕事などで履く事がある20代〜50代の方112人に行いました。

    パンプスで困っていることは?

    まず、パンプスの困り事として複数解答を可能とした上で質問したところ「足が痛くなる」が83.0%、「たくさん歩くと足が疲れやすい」が80.3%と足の痛みや疲労を訴えるケースが大多数を占めました。
    さらには「カカトがパカパカする」(48.2%)、「早く歩けない」(41.0%)と続き、解答の大半がこの四つに集中する結果に。
    少数意見として「足が前に滑る」や「膝への負担が大きい」といった意見もみられました。

    その他「ストラップやバンドを使わないと歩きづらい」、「1日の終わりにはむくみが辛い」、「フラットパンプスだと底が薄くて痛い」、「靴下だと入らない場合がありストッキングが必要になる」、「サイズがあわず靴づれや、歩き方が変になり膝が痛くなる」「足の指が痛くなる」といった解答がありました。
    パンプスは困りごとが出やすい難しい靴
    パンプスは困りごとが出やすい難しい靴

    パンプスを持っていますか?

    112人のうち「パンプスを持っている」のはなんと全員!冠婚葬祭などで必要になるケースもあり、社会人女性の大半が「パンプス」を所持していることが伺えます。
    また、1〜2足所持する人は20人(17.8%)で、3足以上所有する人が47人と80%を超えました。
    パンプスを持っている方は多い
    パンプスを持っている方は多い

    パンプス、どれくらいの頻度で履く?

    着用頻度を伺うと、1ヶ月に1日も履いていない人が39人(34.8%)と、履いていない人が思いの外大勢いるという結果に。コロナ禍でリモートワークが広がったこともあり、着用する機会が一時的に減ったのかもしれません。
    履く頻度が低い方が一番多いが、これからは機会が増える事も予想される
    履く頻度が低い方が一番多いが、これからは機会が増える事も予想される

    ヒールの高さはどれくらい?

    次にヒールの高さを問うと、5センチまでの高さと答えた人が大半を占める結果に。ヒールがあるパンプスを持っている人(99人/88.3%)はフラット(13人/11.6%)の7倍以上いることから、パンプスにはある程度の高さを求める人が多いのかもしれません。
    また「7センチ以上のヒールを持っている」と答えた人のうち3人が「1週間に4日以上履く」とも答えていて、履き慣れている人が高いヒールのパンプスを履く傾向にありそうです。

    フラット:13人(11.6%)
    〜5センチ:67人(59.8%)
    〜7センチ:22人(19.6%)
    それ以上:10人(8.9%)
    5cmまでの高さが圧倒的に多い
    5cmまでの高さが圧倒的に多い

    いつ履くことが多い?

    履くタイミングで一番多いのは、圧倒的に「仕事」という結果に。1ヶ月間ほとんど履いていないという人にも「これまで履くことが多かったのはいつか」と尋ねると「仕事」という解答が寄せられました。
    パンプスはお仕事での利用が圧倒的に多い
    パンプスはお仕事での利用が圧倒的に多い

    2024年春 販売予定「自分の歩く速度が分かるパンプス」

    こうした結果を受け、当社では「センサーで歩く速度が分かるパンプス」を発売する予定です。
    当社は3D技術で足に合ったパンプスを製作しており、カカトがパカパカしない、前滑りしない事をお約束するオーダーメイドではあまり見られない「完成保証付」。今回さらに、 普段の自分の歩く速さを認識し、どれくらい早く歩けば負担が減るのかをアプリを通して観察できるというもので、発売は2024年春ごろを予定しています。
    当社は、少しでも足への負担を減らし、靴の悩みを解消すべく今後も開発を行って参ります。

    会社概要

    ・会社名:株式会社crossDs japan(クロスディーズ ジャパン)
    ・所在地:東京都中央区日本橋堀留町1−5−7YOUビル2F2A
    ・代 表:諏訪部 梓
    ・設 立:2019年12月
    ・事業内容:サブスク型オーダーメイドシューズの製造・販売・運営
    ・URL:婦人靴 AYAME https://www.hana-ayame.info/
        紳士靴 菖蒲 https://www.shoubu.info/