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    安心してチャレンジできる南相馬市で農業を! 農業人材育成に向けて南相馬市とマイファームが 連携協定を締結し、新しい学校を開校

    2023年11月13日 14:00
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    社会人向けの農業教育事業などを手掛ける株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:西辻 ⼀真)と、農業の担い手不足解消を目指す福島県南相馬市は、2023年11月13日に農業人材育成に関する連携協定を締結したことをお知らせいたします。
    本連携による取組として、雇用就農に特化した「みらい農業学校」を新規開校し、震災復興後の農地を卒業生とともに開拓していきます。
    2023年11月13日の締結式の様子
    2023年11月13日の締結式の様子

    背景

    南相馬市は、東日本大震災からの復興を目指し、市内の営農再開を加速させるべく、農地の基盤整備や大規模化する農業生産法人への各種支援、農地集約等を進めています。また、同市は、福島イノベーション・コースト構想の推進によるまちづくりを推進しており、ロボットやICT等の先端技術の活用といったスマート農業の実用化に向けても様々な取り組みを行う中で効率化や生産性の向上に取り組んでいます。
    同地域の農業生産法人においては、新たな就農者の活躍の場の広がりが期待されることから、同市は、令和6年4月に農業人材育成の研修事業として「みらい農業学校」を開校し、人材育成に取り組むこととしています。
    本協定に基づき、農業を志す若い世代の育成や地域農業への定着、貢献を目指した取り組みを実践することで農業人材育成の仕組みづくりを目指します。

    南相馬市 みらい農業学校のHP(詳細は次頁)

    連携協定における主な取組

    (1)農業人材育成に関する事業
    (2)農業人材確保に関する事業
    (3)地域農業者連携に関する事業
    (4)自産自消の推進に関する事業
    (5)農業の楽しさを広げるための事業
    (6)その他、甲及び乙が協議して必要と認める事業

    南相馬市 みらい農業学校

    【南相馬市が農業人材の育成拠点として位置付ける「みらい農業学校」(令和6年4月開校)】

    〇 本校の最大の特徴は、雇用就農に必要なスキルや考え方を1年で学べる点にあります。農業者を育成する学校や農業を学べる環境は全国に600近くあるといわれていますが、その多くは独立就農を想定しており、雇用就農に特化した学校はほとんどありません。みらい農業学校では、雇用就農に最適化した学びと、卒業後の成長を支える環境を整えることで、安心して農業の第一歩を踏み出すことができます。
    みらい農業学校①
    みらい農業学校①
    みらい農業学校②
    みらい農業学校②
    〇 カリキュラムでは、農業界トップの講師陣による栽培技術や経営、流通など幅広い分野の講義が用意されている他、地元の農業を熟知した講師による丁寧な栽培実習が受けられます。また、農業機械講習、スマート農業・データ活用といった実践に必要な知識や技術、資格を包括的に身につけることができます。
    〇 在学中には、地元の農業生産法人での実習も計画しています。実際の職場の雰囲気や作業内容を在学中に学ぶことができるため、卒業後の進路についてじっくり考えることができます。また、農業生産法人だけでなく地域のJAや農機メーカーによる講習も実施予定であり、学びながら就農後に役立つネットワークづくりも可能です。
    〇 卒業後も、就農後の悩み相談や新たなスキルを学ぶ公開講座などを開設し、卒業生と在校生・地域の若手農業者との交流の機会を創るため、みらい農業学校及び南相馬市がサポートを継続予定です。

    みらい農業学校

    2024年4月~2025年3月(1年間/2学期制)の受講生を募集中です!
    住所: 〒975-8686 福島県南相馬市小高区南鳩原字西畑76番1
    TEL:0244-24-5406
    E-mail:ms-mirai@myfarm.co.jp
    HP:https://agri-innovation.jp/mirai
    Instagram:https://www.instagram.com/minamisoma_mirai_agri/

    東日本大震災とマイファーム

    マイファーム代表の西辻は、東日本大震災後で津波被害を受けた塩害農地の復興に従事するため、現地に農事組合法人を立ち上げ地域農業の再生に取り組みました。
    津波の被害によりビニールハウスや水路が流され、荒れ果ててしまった農地は、塩害で栽培が難しい状況でしたが、震災翌年には、トマト栽培に成功すると、加工にも挑戦し、被災農家が自立できる仕組みの立ち上げに挑戦し、その様子は、当時多くのメディアに注目していただきました。
    この震災で被害を受けた東北の農業再生、これは、「人生をかけてやる仕事」。と、心に決めた日々から12年が経過しますが、営農再開が進むこの福島県浜通りの農業の更なる発展に向けて取り組んで参ります。

    〈参考:過去のメディア報道事例〉

    ■NHK ETV特集
    【アンコール】農の夢よ、よみがえれ
    ■TV東京カンブリア宮殿
    【耕作放棄地を体験農園に!農業の楽しさを広める異色ベンチャー 株式会社マイファーム 代表取締役社長西辻一真氏】

    〈参考:復興当時の写真〉

    復興当時の写真①
    復興当時の写真①
    復興当時の写真②
    復興当時の写真②

    株式会社マイファーム

    本社所在地:〒600-8216京都府京都市下京区東塩小路町607番地 辰己ビル1階
    代表者  :代表取締役 西辻 一真
    設立日  :2007年9月26日
    資本金  :197,500,000円
    事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)
    URL:https://myfarm.co.jp/