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マクニカソリューションズ、「Macnica U's Case Visualizer for CyberArk」を提供開始

～サイバー攻撃の初期段階で不正な特権アクセスを検知し、ガバナンス強化を支援～

2023年9月6日 10:00

マクニカソリューションズ株式会社(本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：畠山義秀、以下マクニカソリューションズ)は、アイデンティティセキュリティのグローバルリーダーであるCyberArk Software株式会社(以下 CyberArk)と協業し、不正な特権アクセスの検知・可視化を容易に実現できるデータ分析基盤「Macnica U's Case Visualizer for CyberArk」(以下 MUCV for CyberArk)提供を本日より開始いたします。

近年、サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、自社内に侵入した脅威の拡大を防ぐ手段として従業員に対してアクセス制御を利かせるアイデンティティセキュリティの重要性が高まっています。一方で、クラウドサービスの利用拡大・ハイブリットインフラストラクチャー・DX推進などのIT環境変化により、人や人以外に紐づくアイデンティティの数・種類も急速に増加しており、その管理も複雑化しています。

マクニカソリューションズの親会社である株式会社マクニカ(以下マクニカ)では、このような課題を解決するソリューションとしてCyberArk Identity Security Platform*を提供しており、オンプレミスやクラウドなど複数の環境にまたがるすべてのアイデンティティの一元管理、利用履歴の保管、パスワード管理などを実現することができます。CyberArkのソリューションは、CyberArk Identity Security Platformを通じて利用でき、多層的な対策を提供するため、極めて有効なセキュリティ対策です。

この度リリースする「MUCV for CyberArk」は、CyberArk Identity Security Platformの機能の一つである特権アクセス管理ソリューションを回避する不正な特権アクセスを検知、可視化することで不正アクセスの早期発見やガバナンスおよびセキュリティ強化を支援するソリューションです。データ分析基盤であるMacnica U's Case Visualizer (以下MUCV)上に管理対象サーバのデータを取り込むことで、迂回通信の検知・可視化ダッシュボードを提供します。

■MUCV for CyberArkの特徴

1. 特権アクセスを迂回する通信をリアルタイム監視

管理対象機器のアクセスログをMUCVに取り込むことで、特権管理の仕組みを回避する迂回通信を監視します。迂回通信を検知した場合、リアルタイムで管理者に通知します。通知後、管理者はダッシュボードを確認し、迂回通信を行った端末やユーザーを特定することができます。重要資産への脅威をリアルタイムに把握することでセキュリティの向上に寄与します。

2. 複雑な設定、メンテナンス不要

出力されるデータをMUCV上へ送り込むだけで、簡単にアウトプットを活用することが可能です。本来、分析ツール等を利用して不正アクセスを検知・可視化する場合は、(1)データ分析基盤の設計・構築から可視化項目の検討・実装までの導入作業、(2)データ分析基盤の運用やメンテナンス、(3)バージョンアップ等のメンテナンス作業が必要となりますが、本ソリューションを活用いただくことでこれらが不要となります。保守サポートも合わせて提供するため、知見や人材が豊富でない企業でも低価格でご利用いただけます。

＜ソリューションコンセプト＞

ソリューションコンセプト

＜ダッシュボードイメージ＞

※ダッシュボードデザインは変更になることがあります。

ダッシュボードイメージ

■MUCVについて

MUCVは「誰でも」「簡単」「早期」「低価格」でデータ活用のアウトプットを得ることが可能なSaaS型クラウドプラットフォームです。今後もエンドポイントセキュリティ、Secure Web Gateway等をはじめ、お客様のユースケースに合わせてデータ活用を支援するメニューを拡充していく予定です。拡充にあたっては、サイバーセキュリティの領域に留まらず、AI、IoTを活用した領域にも範囲を拡大、マクニカの取り扱い外のソリューションの開発にも積極的に取り組み、お客様の課題解決を力強く支援できる体制を構築してまいります。

＜MUCVソリューションコンセプト＞