ミスオーダーから作られたエキゾチックレザーが大人気？ 高まる本革需要にこたえる エキゾチックレザーや本革製品の種類増加。

富山県八尾町にある輸出入会社「トモスメイカーネクスト株式会社」がクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を通して、開発したエキゾチックレザー(蛇革、クロコダイル等)。普通の本革等の財布だけなく「ジビエ」や「エキゾチックレザー」を使った財布やベルトも製作しています。すでに第7段まで出ており去年に発売してからシリーズ累計の売上が今月3月末の時点で1,000万円を超えている形です。

パイソン財布1

■ミスオーダーから生まれた商品？

2023年3月30日から「Makuake(マクアケ)」を通して販売を開始したホワイトパイソン長財布。開始24時間で136万円以上(3月31日17時)の売上です。こちらの商品は元々工場が作ったミスオーダーから生まれた商品です。工場側が間違って作ってしまったところお客様に見せたところ「買いたい！」と言われ即決で販売。製品化したものです。

パイソン財布2

■今の現状

最近はジビエ料理も流行っていますが、肉は食べられてもイノシシやシカなどの革は大概捨てられております。牛革、エキゾチックレザーも端材は捨てられているのが現状です。今回のような工場での失敗品なども破棄されるのが一般的です。

■今後の展開

別プロジェクトで破棄された革ジャンパーを使用した、リメイクレザーのアップサイクルなども行っていますが、今後も本来捨ててしまう革材などを使い商品を企画していきます。

捨ててしまうには惜しい生地が世界中にはあふれています。それを見つけ出して手作業で製品を作ることはできますが、工業化・量産化していくのが1つの課題です。今後はそのようなリメイクレザーや革の端材、破棄される革などを使い製品量産化を行っていきます。

また、新しい製品を今後も作りクラウドファンディングなどを試していく予定です。

破棄された革で作ったスニーカー1

【会社概要】

名称　：トモスメイカーネクスト株式会社

所在地：富山県富山市八尾町薄島57番地24

設立　：2017年12月