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    甘いものがないと落ち着かないあなた…それは「糖質依存」かも?『死ぬまで若々しく元気に生きるための 賢い食べ方』先行公開

    2022年10月7日 17:00
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    株式会社あさ出版では山下あきこ著『死ぬまで若々しく元気に生きるための 賢い食べ方 医者が教える「糖質依存」がなくなる本』http://www.asa21.com/book/b611348.htmlを 2022年10月14日(金)に刊行します。

    本書では、医学博士・内科医である山下あきこ氏が、糖質に依存する脳の仕組みを明らかにし、依存から自由になるための方法をご紹介しています。

    今回は、発刊を記念し、本書より内容の一部を先行公開いたします。

    ※以下、本書より抜粋編集

    「糖質依存」とは?

    頭では分かっていてもなかなかやめられないのが、甘いものや主食といった糖質です。

    お酒やタバコと違って見た目がとてもフレンドリーなので、自分の心と体を傷つけているとは信じられませんが、「優しい顔をしたドラッグ」と考えていただいて間違いありません。

    「甘いものを食べない毎日なんて寂しい」
    「旅行に行ったらご当地スイーツを食べないともったいない」
    「癒やしや楽しみが減って、味気ない人生になる」

    もしこのように感じるのでしたら、あなたは糖質依存になっている可能性が高いです。

    糖質を補給しないと集中力が途切れたりイライラしたりするのは、他の食事の摂り方に問題があるからです。

    糖質に頼らなくても脳は最高の状態を作り出し、癒やされた状態になれます。

    むしろ日常的な糖質過多こそが、イライラを作りだし、パフォーマンスを下げているのです。

    甘いもので満たされるというのは、単なる思い込みです。

    これこそが私がお伝えしたい糖質依存の真実です。

    健康を脅かす「糖質依存」

    私は内科医・産業医、健康のコーチとして、過剰な糖質を摂り過ぎた結果、治療を必要とするほどの障害に至ってしまった方を数多く見てきました。

    現在日本人の肥満の割合は男性で33・0%、女性で23・3%。

    糖尿病で死亡する人は年間1万4千人、糖質過多が原因となる非アルコール性脂肪肝疾患は2000万人を超えています。

    これらの疾患が発展して、脳梗塞や心筋梗塞になり、早期死亡や要介護状態につながっていくこともあります。

    知らない間に依存を引き起こし、習慣的に食べ続け、気づいたら健康被害が深刻になっている……というのが糖質のブラックな本性なのです。

    「もう、甘いものを一生食べちゃいけないの?」

    現代の日本で暮らしていると、至る所に甘いものがあります。

    新しいスイーツが次々にブームとなり、私たちは誘惑にさらされ続けているのです。

    「依存」を断ち切るために、もう甘いものを食べられなくなると思うと、「とてもそんな勇気は持てない!」という悲鳴を上げる方が多いのではないでしょうか。

    大丈夫です。あなたが食べたい気持ちに振り回される生活に別れを告げて、甘いものがあってもなくても幸せを感じる毎日を送れるようになれば、食後にデザートを楽しみ、家族の誕生日にケーキを買ってきて美味しく食べることも問題ではなくなるのです。

    脱・「依存」のために知っておきたいこと

    私たちは、幼少期から栄養バランスのメインは糖質として教育されてきました。

    栄養の50〜60%は糖質から摂りましょうと言われ、いくら運動量が少ない子どもたちが増えてもその教えは変わりません。

    そして、いつしか日本でも、肥満の子どもが増えてきました。

    さらに、食品業界では、少しの量でも強い甘みを感じる異性化糖という物質がよく使われています。

    異性化糖とは、日本で開発された人工的な甘味料です。

    これらの糖には強い依存性があり、私たちに快楽を与えます。

    食品を売る会社としては、消費者が幸せを感じてまた食べたくなるものを提供するのが仕事ですし、何しろ安価でコスパが良いので積極的に人工甘味料を使います。

    加工品の原材料名をよく見てください。

    砂糖よりも、ブドウ糖果糖液糖などの馴染みのない甘味料がよく使われているのは、安い上にみんながハマりやすいからです。

    お酒やタバコの依存性は簡単に理解できるかもしれませんが、いつも食べている可愛らしいお菓子やジュースに、そんな依存の罠があることはあまり知られていません。

    そんな世の中で暮らす私たちが、糖質依存にならないでいることは可能なのでしょうか?

    一見難しそうに見えますが、脳と体の仕組みを理解すれば、必ずできます。

    偉そうに語っている私も、かつては果糖がたっぷり入った炭酸飲料を毎日のように飲み、嬉々としてアイスクリーム屋さんに通っていました。

    でも、今では、「なんであんなに甘いものを飲んだり食べたりしていたのかな」と首を傾げるほどになっています。

    これから紹介する方法を実践すると、甘いものがなくても、特に苦しくもなんともない状態でいられるようになります。

    どれも簡単な方法ばかりなので、気軽にチャレンジしてください。

    あなたが糖質に頼らなくてもごきげんに過ごせるようになって、若々しく元気な毎日を手に入れてくださることを、心から願っています。

    書籍情報

    表紙
    表紙
    タイトル:死ぬまで若々しく元気に生きるための賢い食べ方 医者が教える「糖質依存」がなくなる本
    著者:山下あきこ
    ページ数:240ページ 
    価格:1,430円(10%税込) 
    発行日:2022年10月14日
    ISBN:978-4-86667-407-0
    書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b611348.html

    amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866674075/asapublcoltd-22/
    楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17248141/?l-id=search-c-item-text-01

    目次

    はじめに
    CHAPTER1 糖質は人を変えてしまう
    CHAPTER2 糖質依存はこうして作られる
    CHAPTER3 糖質依存を手放したら得られるメリット
    CHAPTER4 糖質に依存しない脳の作り方
    CHAPTER5 21日間の脱おやつチャレンジ
    お勧めのサポートツール
    おわりに

    著者プロフィール

    山下あきこ(やました・あきこ)

    著者:山下あきこ
    著者:山下あきこ
    医学博士、内科医、神経内科専門医、抗加齢医学専門医。
    1974年佐賀県生まれ。1999年川崎医科大学卒業、2001年~福岡大学病院脳神経内科勤務、2005年~フロリダ州メイヨークリニックジャクソンビル神経内科留学、2007年~佐賀県如水会今村病院神経内科医長などを経て、病気を治すより、人々が健康づくりを楽しむ社会を目指し、2016年に株式会社マインドフルヘルスを設立。アンチエイジング医学、脳科学、マインドフルネス、コーチングを取り入れたセミナー、企業研修、個人健康コンサルティング等を行っている。自分自身の習慣作りと人に伝える活動ができるマインドフル・ライフコーチの講座が好評。「ZIP!」「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)など、メディア出演も多い。

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