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    いつも振り回されてしまう人へ  “言葉にはたいした意味はない”ことを知れば恐くない  『プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術』 3月11日発売

    2022年3月11日 13:00
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    フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術』(著者:みき いちたろう)を2022年3月11日に発売いたしました。


    『プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術』(みき いちたろう・著) フォレスト出版


    URL: https://www.forestpub.co.jp/author/miki_ichitaro/book/B-2028



    ■あの言葉が気になって、なんだか眠れない……

    「上司の高圧的な言い方はなんで?」

    「友達に相談したら、なんか上から目線?」

    「親の言ったことだから従うべきかな?」

    「ご近所のあの人、いつも仕切ろうとでしゃばるよな」

    「SNSのコメントのレス、お前がわかってない!」


    多くの人が、他人の発言に対して頭から離れられずにいます。

    そんな他人の言葉になんとなく悶々とした気持ちのまま日常生活を送り、気がつけば人と接するのが億劫になってしまう……。


    そんな人は、確実に他人の言葉に振り回されています。

    しかし、もともとそうした言葉にはたいして意味もないし、価値さえないとしたらどうでしょう?


    著者は、愛着障害やトラウマなどの専門ケアに従事している心理カウンセラーとして活躍しています。そんなプロカウンセラーが「言葉にはたいした価値がない。だからそんな言葉はスルーしていい」ということを、さまざまな角度から言葉を考察していきます。


    たとえば、あの漫画の神様、手塚治虫氏がさいとう・たかを氏が劇画を描くことに対して、「こんな子どもらしくない漫画はいけない」と酷評したそうです。しかし、これは他人を引きずり下ろす言葉にすぎなかったのです。

    手塚治虫氏は競争心や嫉妬心の強い人だったそうで、同業者をこき下ろすようなことを言って、しばしばトラブルを起こしていたのです。つまり、新しい分野を切り開こうしたさいとう氏に嫉妬した発言にすぎなかったのです。

    一見、「漫画の神様が言う発言が正しいのでは?」と思いますが、その後のさいとう氏の活躍を見れば、そうでなかったことがわかります。さいとう氏は逆に、手塚氏の言葉を奮起の材料にして、彼の助言をスルーしたのです。

    このように、地位のある人や人格者と言われる人の言葉でも、実はそれほど価値のあるものではないのです。

    そうとわかれば、他人の言葉に振り回されている自分が馬鹿らしく思いませんか?



    ■会社組織でスルースキルが重要視されている

    いま、多くの企業でもメンタルヘルスケアの一環として、コミュニケーションスキルの1つである「スルースキル」が取り上げられています。

    職場の悩みの中でもっとも多いのは、人間関係だと言われています。

    そうしたことから、他人の言動に振り回されずに仕事をこなしていく技術として、スルースキルが求められているのです。


    実際に、他人の言葉をスルーできない人材は組織では評価されにくくなっています。

    たとえば、上司も異動してきたばかりならわかっていないことも多く、上司の言葉をそのまま受け止めてしまうと業務が混乱します。仕事における優先順位がめちゃくちゃになってしまい上司の信頼性が低くなってしまいます。こうした混乱を避けるための組織の機能として、スルースキル(やり過ごし)が必要なのです。


    また、もう1つの機能として、自分の頭で考える社員が育つことが挙げられます。

    スルースキルとは、部下が自分の判断で優先順位を決め、指示に従うもの従わないものを分けていく。そのスキルが社員の主体性を生むのです。

    つまり、スルースキルとは他人の言葉の意味する文脈をとらえ、自分の文脈で解釈し、それを自分の言葉で発言するという意味だったのです。

    言葉をスルーするということは、自分主体で意味や価値を創造する作業です。

    他人の言葉に振り回されるというのは、自分自身を見失うことでもあります。言葉にはたいした価値がないことがわかれば、これからの生活も楽になるのではないでしょうか。

    スルースキルを身につけ、自分を確立し、他人との真の意味での関係をつくっていってほしい。そんな願いも込められた1冊です。



    ■目次

    第1章 他人の言葉に振り回され、傷つく人たち

    第2章 言葉の価値が重くのしかかる理由

        ――――「人の話を聞くことは大切」という呪縛

    第3章 言葉には本当はたいした価値はない

        ――――人の言葉はすべて戯言

    第4章 振り回されやすさのメカニズム

        ――――愛着不安、トラウマ

    第5章 言葉はスルーしてはじめて命が宿る

        ――――スルースキルで自分の言葉を取り戻す

    第6章 もう他人の言葉に振り回されない!

        ――――スルースキルを身につける



    ■著者プロフィール

    みき いちたろう

    心理カウンセラー、公認心理師。

    大阪生まれ。大阪大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。在学時よりカウンセリングに携わる。大学院修了後、大手電機メーカー、応用社会心理学研究所、大阪心理教育センターを経て、ブリーフセラピー・カウンセリング・センター(B.C.C.)を設立。トラウマ、愛着障害などのケアを専門にカウンセリングを提供している。



    ■書籍概要

    書名  : プロカウンセラーが教える 他人の言葉をスルーする技術

    著者  : みき いちたろう

    ページ数: 250ページ

    価格  : 1,430円(税込)

    出版社 : フォレスト出版株式会社

    ISBN  : 978-4866801711

    発売日 : 2022年3月11日

    URL   : https://www.forestpub.co.jp/author/miki_ichitaro/book/B-2028



    ■会社概要

    商号   : フォレスト出版株式会社

    所在地  : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル5F

    設立年月日: 1996年4月1日

    代表取締役: 太田 宏

    業務内容 : 出版物の企画・制作及び販売

    URL    : http://www.forestpub.co.jp

    フォレスト出版株式会社

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