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    『西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界』 2021年1月25日発売!

    「すごろく」は日本だけのものではない? 美しく楽しいボードゲームの黄金期を紹介!

    日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界』を2021年1月25日(月)に発行します。

     日本のお正月といえば「すごろく」。年始に家族で遊ぶ文化も古くから残っています。サイコロを振って、出た目の数だけマスを進む「すごろく」は日本だけのものではなく、世界各地にあります。とりわけヨーロッパでデザインの美しさやルールのバリエーションが発展したのが19世紀でした。

     本書は、19世紀に黄金期を迎えたヨーロッパのボードゲームを著者の一級のコレクションから紹介。マスをたどるだけで子供時代のようなわくわくした高揚を感じられます。本書では楽しい面だけではなく、ボードゲームが発展していくなかで、社会のさまざまな影響を受けたことを解き明かしていきます。影響はゲームの題材、ルールの改変、購買者層の設定などに及びました。

     ゲームは娯楽として以外に、勉強、プロパガンダ、ギャンブル、風刺など、時代に合わせて幅広いテーマを貪欲に取り込んできたのです。繊細な絵や装飾がふんだんに使われ、美しさと創意に満ちた精巧な彫刻と手彩色が施されたゲームは、見ているだけでも楽しくなる魅力満載です。日本でもブームが続くボードゲーム。その歴史、新たな魅力を自宅でゆっくり堪能できる一冊です。

    『西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界』

    2021年1月25日発行/定価 2,700円+税/208ページ/並製/天地228mm×左右190mm/エイドリアン・セビル 著/鍋倉僚介 訳/日経ナショナル ジオグラフィック社 発行


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    https://nationalgeographic.jp/atcl/product/21/121100003/

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    https://www.amazon.co.jp/dp/4863134975/


    ●ボードゲームは、革命であり教育でありエンタメであり文化史でありジャーナリズムでもあった。要は、世界の縮図である。

    ──鴻巣友季子(翻訳家)

    ●19世紀から現代まで、いつの世も盤面は人の心を転写してきた。不可視の運命を可視化する、ボードゲームの魔力に触れる一冊。  

    ──渡辺範明(ゲームデザイナー/プロデューサー、「ドロッセルマイヤーズ」店主)


    ■貴族から庶民までが楽しんだ、遊び心溢れる古き良きゲームの世界。

    ■ブームが続くボードゲーム。そのヨーロッパにおける歴史を堪能。

    ■精巧な彫刻と手彩色、美しく創意に満ちたゲームはデザイン性も高くクリエイティ

     ブな魅力も満載!

    ■ヨーロッパにおけるボードゲームの歴史を著者のコレクションを中心にまとめた、

     他にない貴重な資料。


    【目次】

    Chapter 1 がちょうのゲーム  

    Chapter 2 ふくろうのゲームとギャンブルゲーム  

    Chapter 3 教育的ゲーム──楽しく学ぶ

    Chapter 4 道徳と宗教──品行方正に!  

    Chapter 5 世界を旅する──どこへ行こうか  

    Chapter 6 戦闘・包囲戦・一騎討──想像力の対決

    Chapter 7 スポーツとレジャー──楽しもう!

    Chapter 8 風刺と抗議──ゲームで一刺し

    Chapter 9 広告と宣伝──メッセージを加える

    Chapter 10 米国へ渡ったボードゲーム──「新しさ」の追求