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フュージョンズ、経営管理システム基盤 fusion_place 商用版と同等の機能をフリーソフトとして提供開始

～無償で業務改善に使用でき、第三者へのサービス提供も可能に～

2020年8月17日 09:30

株式会社フュージョンズ(本社：東京都港区、代表取締役社長：戒能尚範、以下フュージョンズ)は、同社が開発・販売する経営管理システム基盤の無償版「fusion_place standard」に関する機能の制限、使途の制約を撤廃して、ユーザー数の制限を除いて有償版と同等の機能を提供するとともに、ライセンスを修正して社外第三者へのサービス提供も可能としたことをお知らせします。

併せて、取り組み趣旨と機能・活用方法をご紹介するオンラインセミナーを開催致します。

■背景

fusion_placeは、予算編成、予算実績管理などに代表される、いわゆる「経営管理」領域に適合するシステム基盤として開発されました。同領域ではMicrosoft Excelが主要なツールとして使われているため、Excelとの連携はコア機能として組み込まれております。

一方で、fusion_placeでは、Excel連携は唯一の選択肢ではなく、「フォーム」と呼ぶ機能を用いた入出力画面のデザイン、「コントリビュータ」によるワークフローの設定、「リクエスタ」による他システムとの連携等により、伝票レベルの詳細へのドリルダウン、明細単位での予算編成／見込報告、バージョン比較表示、予算提出履歴管理など、Excelでは対応が難しい高度なニーズを満たすシステムを、ワンパッケージにより低コストで実現することが可能です。

フュージョンズはこの優位性を生かし、経営管理分野のみならず、後述する「情報系基幹システム」のニーズに応える基盤として、様々なデータ集約／報告業務にfusion_placeを適用いただけるよう事業を進めております。

その一環として、ワンパッケージとしての製品の完成度をより多くの方々にご理解いただきたいと考え、従来の無償版では使用できなかった「フォーム」「コントリビュータ」「リクエスタ」等の機能を解放、無償版でも有償版の全ての機能を利用できるように致しました。

また、顧問先に管理会計サービスを提供される会計士・税理士の方々、個人事業としてIT／会計コンサルティングに関わられている方々も視野に入れ、社内利用に加えて、お客様へのサービス提供のためのご利用も可能と致しました。将来的には、無償版ご活用ユーザーの皆様のコミュニティ形成に繋げたいと考えております。

■「fusion_place standard」とは

「fusion_place standard」は経営管理システム基盤ソフトウェア「fusion_place」の無償版です。部門に溜まった大量のExcelファイルのデータを「Excel-Link」機能により多次元データベースに格納、見通し良く整理するというご利用を想定し、機能を限定して提供しておりました。

今回の改訂により、機能制限は撤廃され、ユーザー数3名様までという点以外は有償版と同一になります。データベースは有償版と完全な互換性があり相互に移行可能です。

以下のURLよりご入手可能です。

https://www.fusions.co.jp/standard-download-request/

■「情報系基幹システム」とは

フュージョンズは、販売管理、生産管理、財務会計などの「基幹系システム」と、スプレッドシート、電子メール、グループウェアなどの「情報系システム」というシステムの分類に加え、新たに「情報系基幹システム」というカテゴリーを提唱しております。

従来の基幹系システムではカバーできず、“高度化が進む「情報系システム」を活用した共同作業により対応されてきた大小様々な業務”を効率化するための基盤を「情報系基幹システム」と位置付けております。