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【松伯美術館】「『創造への挑戦』上村松園・松篁・淳之展」を開催します。

2020年6月23日 14:00

　近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、２０２０年７月７日（火）から　２０２０年９月２７日（日）まで、展覧会「『創造への挑戦』上村松園・松篁・淳之展」を開催します。

　三代にわたる日本画家、上村松園・松篁・淳之の「創造」への情熱は、明治から大正・昭和・平成そして令和へと、三代が生きた激動の時代を超え、今もなお輝き続ける作品として具現化され、観る者を穏やかで清澄な世界へと誘います。上村三代のその「創造」の源泉となったものが写生や素描・下絵などで、本画に至るまでの制作への苦悩・研鑽の過程が見て取れ、そこには本画とは趣きを異にしながらも、時には本画にも増して芳醇な描写が存在します。

　今回の展覧会では、三代の絵画の完成形である本画と共に、三代ぞれぞれの「創造」の源泉となった写生・下絵などから作家の真意を読み解き、その魅力に迫りながら、制作に挑み続ける“創造への挑戦”の軌跡を紹介します。詳細は別紙のとおりです。

【上村松園「娘」】大正15年(1926)

松園は本作にあたり、徳川中期頃の町娘を想定して制作をしている。薄紫地の着物に金糸刺繍の帯を締め、天神髷と華やかな簪に松園の好みが見て取れ、娘たちの気品をより格調高く表現している。

「『創造への挑戦』上村松園・松篁・淳之展」について

1.　名　　称　　『創造への挑戦』上村松園・松篁・淳之展
2.　開催期間　　２０２０年７月７日（火）～２０２０年９月２７日（日）
3.　主　催　　公益財団法人松伯美術館
4.　会　　場　　松伯美術館
5.　休館日　　月曜日（但し、８月１０日(月・祝)と9月２１日(月・祝)は開館し、

　　　　　　　　８月１１日(火)と9月２３日(水)が休館。）
6.　開館時間　　午前１０時～午後５時（入館は午後４時まで）
7.　入館料　　大人（高校生・大学生を含む）：８２０円、　

　　　　　　　　小学生・中学生：４１０円
　＊２０名以上は団体割引１割引
　＊障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引
８.　展示作品数　　約７０点（素描、下絵を含む）
９.　主な展示作品　 ●上村松園　・「唐美人」、「娘」、「娘(下絵)」ほか
　●上村松篁　・「蓮」、「草原八月」ほか
　●上村淳之　・「火鶏」、「銀鶏紅白梅図」、「大極殿上壁四神之図試作」ほか

新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために

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