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    陸前高田市出身のジャーナリストが緊急現地ルポ  被災地の生の声を綴った『奇跡の生還』6月28日発刊

    ~7月30日には著者のチャリティ講演会も開催~

    2011年6月29日 09:30
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    株式会社コスモ21(所在地:東京都豊島区)は、被災地・陸前高田市出身のジャーナリスト、上部 一馬氏によるルポ『奇跡の生還 ~緊急現地ルポ 3・11東日本大震災―そのとき私たちはこうして生き残った!!~』を2011年6月28日に発売いたします。
    『奇跡の生還』
    また、7月30日(土)には、上部 一馬氏のチャリティ講演会も開催し、講演会参加費の一部を陸前高田市、大船渡市に寄付いたします。


    陸前高田市で生まれ育ったジャーナリスト上部 一馬氏は、この大震災で実の兄(陸前高田市市役所勤務)を失い、10人以上の親族を失った。その衝撃と悲しみを乗り越えて、地震発生から一週間後には、特に被害がひどかった陸前高田市と大船渡市に現地入りし、人々の生の声を聞きながら取材を重ねてきました。地元紙である東海新報社の全面的な協力を得ながら、地元出身だからこそできる大震災の現地の声を見事にルポしています。


    ■『奇跡の生還』の主な内容
    ●そのとき私たちはこうして生き残った!
     奇跡の脱出劇! 津波の中で生きのびた生の記録!
    ・40人の園児を連れ出し、高台に走った
    ・5秒遅れたら命はなかった
    ・体育館の天井までよじ登り鉄骨に抱きついた
    ・車の屋根に乗ったまま流され電柱にしがみつく
    ・病院のエアーマットに乗り溺れずにすんだ
    ・3キロ先の河口から戸板に乗って流されてきた2人を激流から救出

    ●人の絆、思いやりこそ明日への希望、復興のカギ
    ・妻子を失いながらも救助に奔走
    ・醸造工場が野菜や水を宅配
    ・仮設で“復興の湯”を建て銭湯を無料開放
    ・全国からのボランティア、自衛隊が被災地に勇気を与える
    ・10万人都市構想で21世紀型のモデル都市づくり


    ■陸前高田市参与に就任した渡邉 美樹氏(ワタミ株式会社取締役会長)からの推薦文

    震災で、気が狂うほどの悲しみの中、復興に向けて戦っている方々がいる
    私は全身全霊でそんな人たちのために、お役に立ちたい!
    それが亡くなった方々への鎮魂だ


    ■『奇跡の生還』概要
    著者: 上部 一馬
    協力: 岩手・東海新報
    定価: 1,260円(税込)
    判型: 四六判
    頁数: 132頁
    ISBN: 978-4-87795-213-6
    URL : http://www.cos21.com/books/978-4-87795-213-6.html


    ■著者がチャリティー講演会を開催
    日時:2011年7月30日(土)PM6時
    会場:全理連ビル9階
       東京都渋谷区代々木1-36-4 TEL:03-3379-4111
       ※講演会参加費の一部を陸前高田市、大船渡市に寄付


    ■著者略歴
    上部 一馬(うわべ かずま)
    1954年陸前高田市生まれ。高校時代まで陸前高田市で過ごす。1977年明治学院大学経済学部卒業。大手出版社代理店勤務の後、92年健康流通新聞社に入社。健康を社会的な視点から取り上げる。2000年にフリーランスとして活動を始める。環境問題から精神世界、代替療法と幅広いテーマに取り組む。雑誌への寄稿も多い。
    長年、地元紙にエッセイやルポを寄稿し続けている。健康情報新聞編集長を兼任。

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    『奇跡の生還』
    著者・上部 一馬氏

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