プレスリリース
法人名称等の変更について
一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(略称:ASPIC、東京都品川区、会長:河合 輝欣)は、令和2年4月1日に「特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム」(略称:ASPIC)から法人名称等の変更を行いました。
1. 背景
現在、第四次産業革命の真っ只中にあり、AI、ビッグデータ、IoT、ロボットといったイノベーションが経済社会の有り様を一変させています。イノベーションにより、様々な社会課題を解決し、私達の暮らしをより安心でより豊かなものとする可能性に満ちています。こうしたSociety5.0を世界に先駆けて実現することこそが、我が国の未来を築く成長戦略として政府が推進しています。この新しいイノベーション、AI、ビッグデータ、IoT、ロボットを支えるインフラがクラウドサービスとなっており、正にクラウド産業がSociety5.0を支える社会インフラになっています。
2. 目的
このような環境の中、ASPICは特定非営利活動法人から一般社団法人に名称変更等行うことで、ASPIC創立以来20年の事業活動の実績をもとに、第二の創業期と位置付け、AI・IoT分野への事業内容の充実、拡大を図り、クラウド産業業界の一層の拡大、発展、クラウド市場の創造、情報基盤の確立、企業の生産性向上に寄与し、持続可能な豊かな社会の実現と国際社会に貢献していきます。ASPICは、Society5.0の実現に貢献し、より一層存在感のある法人としていきます。
3. ASPIC20年の活動
ASPICはクラウドサービス(ASP)の黎明期である1999年に、業界唯一の団体として創立以来、昨年2019年11月に、20周年を迎えることが出来ました。
これも偏に総務省はじめ関係者の皆様の厚い御指導、御支援の賜物と御礼申し上げます。
20年にわたり、ASP・SaaS・クラウドの「普及促進・市場拡大」及び「安心・安全」を2大目標として、取り組んできました。
(1)ASP・SaaS・クラウドの認知度の向上
事業者、利用者に対するセミナーの開催、白書等刊行物の発刊による情報発信を行った。
(2)ASP・SaaS・クラウドの市場の創成・拡大
分野別クラウド研究会の開催、国等への提言、調査研究、委員会への参画等による普及促進・市場拡大へ貢献した。
(3)クラウドサービスの安心安全の推進
・総務省と合同・連携による「ASP・SaaS・クラウド普及促進協議会」「データセンター促進協議会」の開催(28回)
・クラウド事業者向け、利用者向けの28のガイドラインおよび情報開示指針の策定(協議会で)
・クラウドサービスの情報開示認定制度の創設、運営(259サービスの認定)
等により安心安全なクラウドサービスの推進に貢献した。
(4)クラウド事業者へのビジネス支援
ASPICクラウドアワード(13回開催)、分野別クラウド研究会(年間24回開催)、ビジネス交流会、情報提供(年間94回)等により、会員、クラウド事業者のビジネス推進・拡大に貢献した。
(5)クラウド利用者向けのクラウドサービスの紹介
事業者からのクラウドサービスを紹介サイト(アスピック)に掲載し、利用者のビジネス支援、事業者のビジネス支援を推進した。
(6)IoT、AI、クラウドサービスの市場の創造
・IoTセキュリティガイドラインと情報開示指針の策定及びIoT情報開示認定制度の創設
・総務省の実証事業、実装事業への参画
IoT・AIを駆使した認知症対応型実証、ビッグデータ活用による認知症対応型IoTサービス実装事業の実施
等により安心安全なIoT、AIクラウドサービス市場の創造を推進した。
これらの活動により、2008年に団体として、又2012年年に河合会長が個人として総務大臣表彰を受賞しました。
今後ともIoT、AIクラウドサービスの安心安全な市場創造を行って参りますので、引き続きASPICへのご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
ASPICの活動年表
https://www.atpress.ne.jp/releases/209412/att_209412_1.docx
ASPICの活動概要
https://www.atpress.ne.jp/releases/209412/att_209412_2.pdf
《変更後の名称等》
名称 :一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)
代表 :会長 河合 輝欣
所在地:東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F