企業動向

シンガポールの英会話学校を完全子会社化し、アジアでの事業展開を見据えたグローバル水準のR&D拠点開設へ

アジア市場の成長可能性から、グローバル展開への布石に

2019年3月19日 12:30

英会話サービス事業を提供する株式会社レアジョブ（以下、レアジョブ）は、事業のグローバル展開加速に向けて、シンガポールで英会話学校事業を展開するGeos Language Centre Pte Ltd.（本社：シンガポール、代表取締役社長：LAU WEE KOK、以下、Geos社）の全株式を取得し、完全子会社化いたします。

Geos社　完全子会社化の背景

これまで、レアジョブではオンライン英会話サービスを中心に、日本人向けに英語習得をサポートする事業を行ってまいりました。

一方で、さらなる事業伸長と企業成長のためには、社会や世界経済の動きと連動し、グローバル展開の必要性が高まっています。世界のEdTech市場規模は2020年に2,520億円に上り、そのうちアジア圏は54%を占めると予想され(*1)、今後さらなる成長可能性が見込まれる一大マーケットです。特にシンガポールは、アジア経済の中心地であると同時に、語学研修・留学先として世界中から注目が寄せられています。

今後、レアジョブとしてグローバル展開を加速していくには、グローバル水準のプログラム開発が不可欠となります。そこで、シンガポールを新たなR&D拠点の一つとして位置づけ、より先進的なプログラム開発を推進するべく、今回のGeos社の完全子会社化決定に至りました。

Geos社の英会話学校には、世界中から多彩な人種・属性の方々が受講者として集っており、グローバルレベルでのR&D推進に適した土壌が整っています。また、アジア経済の中心地というシンガポールの地の利を活かし、実地においてアジア各国の教育市場調査も展開していく予定です。さらには、現地の有力企業とのパートナーシップ構築やM&Aも視野に入れ、R&Dという切り口から、事業のグローバル展開に向けた可能性を探ってまいります。

レアジョブは世界中の英語学習者のニーズと真摯に向き合い、グローバル水準のプログラム開発を通して、さらなる事業伸長と企業成長を目指してまいります。

Geos Language Centre Pte Ltd.　会社概要

・社名：Geos Language Centre Pte Ltd.

・所在地：178 Clemenceau Avenue #01-00 Haw Par Glass Tower Singapore

・代表者名：LAU WEE KOK

・事業概要：シンガポールにおける英会話学校事業および、短期留学事業

・株式譲渡完了日程：2019年4月2日（予定）

*1 “Global EdTech Report2016,”IBIS Capitalより参照

【株式会社レアジョブについて】

所在地：東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F

代表者：代表取締役社長中村岳　　

U R L ：https://www.rarejob.co.jp/

事業内容：　オンライン英会話サービス事業

グループビジョン「Chances for everyone, everywhere.」に基づき、世界中のより多くの人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会をめざし、マンツーマンオンライン英会話サービスの「レアジョブ英会話」を主たる事業として展開しています。2014年6月には東証マザーズに上場し、現在、70万人(*)以上の会員、2,100社以上の法人企業、230校以上の教育機関など多くの方にご利用いただいてまいりました。今後、今までの英語教育の課題を解決し、「英語教育3.0」という新たな波を作り上げていくことで、サービスミッション「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」を実現してまいります。

* 会員数は、当社の英語サービスすべての会員数を記載

「英語教育3.0」とは

読み書きが中心だった従来の「英語教育1.0」

課題は「話す」がほとんどないことでした。

その課題に対して私たちは、オンライン英会話を提供する事によって解決してきました。

結果、オンライン英会話は世の中に広まり、英語を大量に話す場は圧倒的に増えました。

これが「英語教育2.0」です。

しかし、英語教育における課題はまだ残っています。

私たちは、英語教育2.0における課題を解決し、日本人1,000万人を英語が話せるようにするために、新たな波となる「英語教育3.0」を作り上げていきます。

提供サービス

・個人向けオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」

https://www.rarejob.com/