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    調査・報告

    エスピーアイ独自消費者調査データベース“SCS”による 日本におけるメディアハビット分析: 第二弾「reach進捗とメディア接触時間帯分析」

    2018年5月16日 13:00
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    企業のマーケティング・広告宣伝活動における費用/価格/投資対効果についての、測定/ベンチマーキング/透明化/最適化、を使命とする株式会社エスピーアイ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:道端 智之)は、独自に保有する「SCS(エスピーアイ・コンシューマー・サーベイ)」を活用し、日本における最新のメディアハビット分析を行い、その結果の一部を公表することとしました。


    「SCS(エスピーアイ・コンシューマー・サーベイ)」とは、急速に細分化しているメディア環境に対応し、真のメディア・リサーチ・ソリューションのために開発された、当社独自の統計型消費者インサイト・リサーチ・ツールで、7,000sample以上のデータからなるシングルソースのメディアハビット調査パネルです。


    今回は第二弾として、「reach進捗とメディア接触時間帯分析」結果を公表しました。



    (1) reach進捗

    reach進捗

    各メディア/タッチポイントにおけるreach進捗を、1day(1日)・week(1週間)・month(1か月)の3つにブレイクダウンして分析しました。

    4マスメディア+web/OOHとシネマ/イベント系とweb詳細の3カテゴリー別、且つ実数値(左)とINDEX対weekly(右)、で表示して多角的に可視化しています。数値表示はweekly-reachの結果です。


    *1day(1日)・week(1週間)・month(1か月)で見て、reach進捗が1dayから大きいメディアは「瞬間的にリーチが広がる」、1day・week・monthがあまり変わらないのは「長期活用してもリーチが広がらない/逆に見ると固定層へのフリクエンシーが稼げる」、1day・week・monthで変動が大きいメディアは「長期活用してもどんどんリーチが広がっていく=新しい接触者に届く」、メディアであると解されます。

    *どのメディアが優れているというモノでは無く、各メディアのreach進捗を踏まえて、適切に活用していくのがポイントです。


    例えば、テレビ・インターネットは「短期戦に有効」で、ラジオ・列車は「2-3日では無く一週間以上が適切」、雑誌は1か月間で「1週間等に絞らず、月間まばらな出稿」、バス・タクシー・空港は「1か月以上長期出稿しても、またリーチが広がる」、といったイメージです。



    (2) メディア接触時間帯(平日)

    平日(月曜~金曜)における、各メディア接触及び行動状況を3つに分けて分析しました。

    メディア接触/移動状況/移動以外の活動状況、となります、グラフ下横軸が時間帯です。

    特徴的な部分をピックアップします。


    1. メディア接触

    https://www.atpress.ne.jp/releases/155514/img_155514_2.jpg

    ・朝8時台はテレビが断トツ、新聞も高いが「携帯電話スマホからインターネット」が2番目

    ・昼13時台は「携帯電話スマホからインターネット」がトップ、となった

    ・ラジオは朝8時台がピークで19時台からダウントレンド、雑誌は22時台がピーク


    2. 移動状況

    https://www.atpress.ne.jp/releases/155514/img_155514_3.jpg

    ・朝8-9時台/夜18-20時台が、列車・バス・タクシー全てでピーク

    ・「携帯電話スマホからインターネット」は朝8-9時台で高く“移動時間中の使用が多い”と考えられ、移動時間中メディアとして新聞の代替になってきたと考えられる(新聞は“テレビ寄りの立ち位置”に変化していると思われる)


    3. 移動以外の活動状況

    https://www.atpress.ne.jp/releases/155514/img_155514_4.jpg

    ・“雑誌新聞等の折込チラシ”は新聞同様の時間に良く見られているが、20-22時にもピークあり、インターネット使用時間と重なる(つまり、折込チラシに対するweb検索がこの時間で実施されているとも思われ、web対策を強化すべき時間帯なのでは?)

    ・カタログパンフレット・DMが20-22時台、企業ブランドサイト・口コミ系が21-23時台、にピーク



    本来は、「デモグラフィック+サイコグラフィックや価値観」も設定したターゲットに対し分析を行いますが、今回は基礎情報としてsample全体=個人全体について分析しました。

    今後も様々な角度で、SCSを活用した分析を公表していく予定です。



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    例:株式会社エスピーアイの分析によると~…


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    【株式会社エスピーアイについて】

    エスピーアイは、テレビCMを始めとした広告の価格妥当性調査、宣伝活動や広告キャンペーンの投資効率計測、競合メディア露出量分析(広告&広告以外)、コミュニケーションやメディアに関するコンサルティングやアドバイザー業務、消費者インサイトや商品・ブランドに関する分析等を通じて広告宣伝やマーケティングの投資効率把握と改善を行う、日本の広告業界では草分け的なコンサルティング会社です。

    独自データベース、テレビ視聴率データ、高度な統計手法等を駆使して、科学的・数値的なアプローチを基にしたサービスを展開しています。


    社名: 株式会社エスピーアイ

    本社: 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 一ツ橋別館3F

    代表: 代表取締役 道端 智之

    設立: 2014年(1995年設立の同名会社を承継)

        日本アドバタイザーズ協会、日本マーケティング協会

    URL : http://www.spi-consultants.com/ja/

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