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    企業動向

    株式会社リゾームが「SCトレンド研究所」を設立  全国SC・ショップの活性化を目的にしたシンクタンク誕生!

    2017年12月21日 10:30
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    株式会社リゾーム(本社:岡山県岡山市、代表取締役:中山 博光)は、12月20日(水)に全国SC・ショップの活性化を目的にしたシンクタンク「SCトレンド研究所」を設立いたしましたのでご報告いたします。

    (WEBサイト: https://sc-trend.jp/ )



    【活動内容】

    SC・百貨店におけるショップ出退店の統計的な分析・研究を進め、様々なデータやトレンドなどビジネスに活かせる情報を提供します。



    【展開予定コンテンツ】

    ◆ SC出退店動向レポート

    ◆ 四半期SC出退店D.I.

    ◆ 出退店四半期ランキング

    ◆ トレンドレポート

    ◆ SC・ショップ マネジメントコラム

    ◆ SC・ショップ トレンド座談会

    ◆ SC・ショップ Topics

      etc… 



    【SC・百貨店のショップ出退店のデータが、各種メディアに掲載されました】

    ■日経産業新聞 2017.10.2「ショールーミング(4)「体験」重視の売り場改革」記事内

    ■日経MJ 2017.10.25「マルイに「ゴジラ」専門店 商業施設やSC、サブカルで集客」記事内

    ■日刊工業新聞 2017.11.3「東京・上野におとなのたまり場、パルコ、あす開業「食」充実」記事内

    ■日経ビジネス 2017.11.13号 時事深層 「リアルの危機、EC進化の原動力」記事内

    ■日経新聞 2017.11.26「ショッピングセンター 淘汰の波、目立つ空き店舗」記事内

    ■流通ニュース 2017.12.7「リサイクルショップ/商業施設への出店が減少」 etc…



    【SCトレンド研究所 発信記事「出退店動向D.I.レポート」紹介】

    SCトレンド研究所が考案したSCにおけるテナント数増減を表す指数「四半期SC出退店D.I.」を用いて、業種別・SCタイプ別・所在地方別など様々な切り口からSC業界のトレンド、傾向を探ります。(下記本文参照)



    【2017年7月~9月期 四半期SC出退店D.I.を発表!】

    ■四半期SC出退店D.I.とは

    四半期SC出退店D.I.は、SCトレンド研究所が考案した、SCにおけるテナント数の増減を表す指数です。「D.I.」(ディー・アイ)は、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、景気動向判断指標の一つとして用いられているものです。


    四半期SC出退店D.I.は以下の算出式により算出しています。

    景気動向判断指標としてのD.I.は百分率を用いているので、その単位は「%ポイント」とされていますが、SCにおける出退店の場合は、母数となるテナント数が多いことから千分率を用い、その単位は「‰ポイント」(パーミルポイント)としています。


    <四半期SC出退店D.I.の定義>

    https://www.atpress.ne.jp/releases/146063/img_146063_2.png


    四半期SC出退店D.I.がプラスの場合は出店数が退店数よりも多く、マイナスの場合は出店数よりも退店数が多いことを表します。また、値がゼロよりも離れるほど、出店数と退店数のバランスがどちらか一方に偏っていることになります。



    ■業種別四半期SC出退店D.I.

    ファッション系テナントから雑貨・インテリア・サービス系テナントへのシフトが顕著

    SCに出店しているテナントの大業種別に2017年7月~9月期を含めた5四半期分の四半期SC出退店D.I.を算出したところ、図表1のような結果となりました。


    図表1 大業種別四半期SC出退店D.I.


    ファッション_大業種は、この期間中のすべての四半期でD.I.がマイナスとなっており、出店数よりも退店数が大きく、テナント数が減少し続けていることになります。また、ファッション雑貨_大業種も5四半期中4つの四半期でD.I.がマイナスになっています。

    こうした大業種の動向から、SCにおける業種構成が、ファッション系テナント中心の構成から、雑貨、インテリア、サービス系の構成にシフトしつつあることが伺えます。


    直近四半期(2017年7~9月)のD.I.を見てみると、インテリア・寝具・家電_大業種のD.I.が最も大きく店舗数の増加傾向が強いことを表しています。サービス_大業種や生活雑貨_大業種もD.I.がプラスになっています。なお、それぞれの業種のテナント数に差があるため、D.I.の数値自体を業種間で比較することはできません。


    飲食_大業種はD.I.が1で、ほぼ出退店が拮抗している状態です。5四半期の値を見ていると徐々に出店傾向が弱くなってきています。


    食品_大業種は、この5四半期中にD.I.がプラスからマイナスに転じており、一時期多く見られた、ファッション系SCへの食物販テナントの出店の動きなどが、弱まっている可能性があります。


    2017年1月~3月期以降、百貨店_大業種のD.I.が大きくマイナスに振れています。これは、例えばSCに出店している百貨店の1フロアを別のテナントに置き換えるなどの動きによるものです。SCにおける百貨店の店舗数そのものが少ないためわずかな出退店でも指数化の過程で増幅され、大きな値となっていると考えられます。



    【サイト上では「タイプ別」や「地方別」の指標も公開しております!】

    ■タイプ別 四半期SC出退店D.I.

    ■地方別 四半期SC出退店D.I.


    詳しくは、SCトレンド研究所WEBサイトをご確認ください。

    https://sc-trend.jp/



    【最後に】

    本稿では、新たに考案した四半期SC出退店D.I.を用いてSCにおけるテナント出退店バランスを見てきました。多くのSCでは新規開業や大規模リニューアルが行われる時期が固定化されており、出退店D.I.はその影響を受けることから、今後も引き続き観察していきます。

    SCトレンド研究所では、毎年5月、8月、11月、翌年2月に、この四半期SC出退店D.I.の算出結果を公表していく予定です。



    【集計対象SC】

    ・2017年9月末日までにSC GATE ※1に登録されている

    ・SC面積が1,500m2以上である

    ・2016年10月~2017年9月末日時点のテナント数が10テナント以上

    ・SCタイプが「駅ビル」「地下街」「駅周辺・市街地」「郊外」「超大型施設」「アウトレット」「空港」に分類されている



    【本稿はSC GATE※1 の2017年11月更新データを用いて作成しています】

    ※1:「SC GATE」は、3,250商業施設におけるショップ出退店情報を搭載している業界最大級のデータ

    ベースです。搭載されているショップ数は約19万件にのぼり、ファッション・サービス・飲食などをはじめとした大業種は12業種、小業種は324業種に分類。商業施設は施設タイプ、開業年度、商圏人口、駐車場台数などで検索可能となっており、SCやショップブランドを探すことや比べることのできる業界唯一のデータベースです。



    【株式会社リゾームについて】

    会社名:株式会社リゾーム

    所在地:≪本社≫

        〒701-0165 岡山県岡山市北区大内田675 テレポート岡山5F

        ≪東京オフィス≫

        〒104-0042 東京都中央区入船1丁目5-11 弘報ビル4F

        ≪大阪オフィス≫

        〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-14-10 新大阪トヨタビル7F

    代表者:代表取締役 中山 博光

    資本金:5,265万円

    SCトレンド研究所WEBサイト: https://sc-trend.jp/

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