サービス
KDDI、「fusion_place」による 採算管理システムの本格運用を開始
~採算管理を担当する3部門が、4カ月間で各部独自システムを構築~
2016年10月3日 09:30
株式会社フュージョンズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:村瀬 司、以下 フュージョンズ)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、証券コード:9433、以下 KDDI)が、採算管理を担当する3部門において、フュージョンズが提供する「fusion_place」の導入を4カ月で完了し、採算管理業務全般を支援するプラットフォームとして本格運用を開始したことをお知らせします。
■「fusion_place」導入の背景
~各部門が抱える問題点~
今回「fusion_place」を導入したKDDIの3部門、経営管理部・グループ事業管理部・技術企画部では、採算管理業務においてさまざまな課題を抱えていました。
経営管理部では、採算管理手法に対するニーズの変化等により既存の管理会計システムでは対応しきれない膨大な量の会計データや各種営業指標を対象に、AccessやExcelを駆使して集計・分析・報告を行っており、その中でも、特に集計業務には多大な時間を要していました。
グループ事業管理部は、50を超える国内子会社からの各種計画、年度見込等のデータをExcelで収集しており、集計に多くの時間を要すること、業務手順が属人化していること、明細レベルでの差異分析を迅速に行えないことなどに問題を感じていました。
技術企画部では、30を超える部門からの設備投資・経費の情報を、Excelマクロを用いて集約し、設備投資に関する各種計算・経費集計・人件費計算等にもExcelと手作業で対応していたため、作業に多大な時間を要していました。
このような状況に歯止めをかけ、Excelに過度に頼らずに分析・報告業務の効率化とスピードアップを図るために、独自ツールの必要性を強く認識していました。
■導入プロジェクト
~システム基盤の選定~
プロジェクトの開始に先立って、採算管理業務の基盤となり得るソフトウェアを調査し、以下の観点から「fusion_place」を選択しました。
・短期間で導入して効果を出せること。
・データ量が膨大なので、スケーラビリティとパフォーマンスに問題がないこと。
・基幹システムから出力されたデータのレイアウトをそのまま取り込むことができること。
・情報システム部門の助けを過度に借りることなく、業務部門のメンバー主導で導入・維持メンテナンスでき、さらには新たな業務ニーズに対応して拡張していくことが可能であること。
・プログラミングを必要とせず、ブラックボックス化しないシステムであること。
・担当者が変わっても引き継いで運用していくことができるよう、高度な専門知識が不要な仕組みであること。
~プロジェクトの推進~
採算管理業務のニーズに合うよう「fusion_place」を設定していく作業は、フュージョンズのコンサルタントの支援を得ながら、3部門のメンバーが推進しました。
「「fusion_place」では大量の会計データをわずか数分でインポートすることができます。各種計画と実績を対比した採算帳票から差異の大きな項目をドリルダウンし、明細データを参照することも容易に実現できました。また、Excelからのデータ取り込みや、Excel帳票への数値出力も簡単で、以前から使用しているExcel帳票のレイアウトをほぼ変更せずに「fusion_place」へのデータ入出力に活用できたので、当社固有の業務に適合させながら迅速に導入することができました。」(経営管理部 担当者)
「子会社毎に勘定科目の体系が異なるため、従来は手作業で各社用の収集フォームを作成していました。「fusion_place」の機能により、各社の収集フォームを自動で作成し、さらに実績データも自動で反映することができるようになったので、フォームの準備、チェック、および各社データの集計作業に要していた多大な時間を削減することができました。また、導入前は後工程部門にExcelでデータを提供していましたが、後工程での一部の業務も「fusion_place」内で実現したことで、後工程の業務効率化も合わせて実現することができました。」(グループ事業管理部 担当者)
「毎月10人日程度かかっていた業務が今では数分でできるようになりました。「fusion_place」は自分たちでシステムを構築可能な点が魅力です。われわれの部門では管理対象組織が多く、さらに、その中にある数多くのプロジェクト案件も管理しなくてはなりませんが、設備投資の計算や経費の集計なども「fusion_place」の機能を用いて自分たちで作成することができるようになりました。」(技術企画部 担当者)
■KCPSとKDDI WVSの利用により高セキュリティ、かつ柔軟にスケールアウト可能な環境を構築
今回の採算管理システムはKDDIの法人・ビジネス向け「KDDI クラウドプラットフォームサービス(略称:KCPS)」(クラウド基盤構築)と「KDDI Wide Area Virtual Switch(略称:KDDI WVS)」(イントラネット・VPN・専用線などのネットワーク構築サービス)を利用し、KCPS上の「fusion_place」と社内イントラネットをKDDI WVSにて接続することにより、セキュアかつ柔軟にスケールアウト可能な環境を構築しました。
■KDDIについて[ http://www.kddi.com/ ]
KDDIは移動通信・固定通信の両方を併せ持つ総合通信事業者として、時代の変革をリードする企業を目指しています。個人のお客さま向けには「au」ブランドのもと、移動体通信事業と固定通信事業を展開、法人のお客さまにはFMCネットワークからデータセンター、アプリケーション、セキュリティ対策まで全てのICT領域でサービスを提供しています。あらゆるサービスにおけるお客さま満足度No.1に挑戦するとともに、持続的な成長を遂げていくため、事業基盤の強化を図りつつ、KDDIならではの新たな価値創造へチャレンジしていきます。
■フュージョンズについて[ http://www.fusions.co.jp ]
フュージョンズは、大手コンサルティング会社において会計/経営管理システム分野で長く活動してきた創業メンバーによって設立され、「fusion_place」を中核とするプラットフォームソリューションの開発を進めると共に、経営管理の仕組みづくりと仕組みの運用のための各種サービスを提供しています。
※「fusion_place」は株式会社フュージョンズ及びその供給元の商標又は登録商標です。その他の会社名・製品・サービス名は各社の商標又は登録商標です。
■「fusion_place」導入の背景
~各部門が抱える問題点~
今回「fusion_place」を導入したKDDIの3部門、経営管理部・グループ事業管理部・技術企画部では、採算管理業務においてさまざまな課題を抱えていました。
経営管理部では、採算管理手法に対するニーズの変化等により既存の管理会計システムでは対応しきれない膨大な量の会計データや各種営業指標を対象に、AccessやExcelを駆使して集計・分析・報告を行っており、その中でも、特に集計業務には多大な時間を要していました。
グループ事業管理部は、50を超える国内子会社からの各種計画、年度見込等のデータをExcelで収集しており、集計に多くの時間を要すること、業務手順が属人化していること、明細レベルでの差異分析を迅速に行えないことなどに問題を感じていました。
技術企画部では、30を超える部門からの設備投資・経費の情報を、Excelマクロを用いて集約し、設備投資に関する各種計算・経費集計・人件費計算等にもExcelと手作業で対応していたため、作業に多大な時間を要していました。
このような状況に歯止めをかけ、Excelに過度に頼らずに分析・報告業務の効率化とスピードアップを図るために、独自ツールの必要性を強く認識していました。
■導入プロジェクト
~システム基盤の選定~
プロジェクトの開始に先立って、採算管理業務の基盤となり得るソフトウェアを調査し、以下の観点から「fusion_place」を選択しました。
・短期間で導入して効果を出せること。
・データ量が膨大なので、スケーラビリティとパフォーマンスに問題がないこと。
・基幹システムから出力されたデータのレイアウトをそのまま取り込むことができること。
・情報システム部門の助けを過度に借りることなく、業務部門のメンバー主導で導入・維持メンテナンスでき、さらには新たな業務ニーズに対応して拡張していくことが可能であること。
・プログラミングを必要とせず、ブラックボックス化しないシステムであること。
・担当者が変わっても引き継いで運用していくことができるよう、高度な専門知識が不要な仕組みであること。
~プロジェクトの推進~
採算管理業務のニーズに合うよう「fusion_place」を設定していく作業は、フュージョンズのコンサルタントの支援を得ながら、3部門のメンバーが推進しました。
「「fusion_place」では大量の会計データをわずか数分でインポートすることができます。各種計画と実績を対比した採算帳票から差異の大きな項目をドリルダウンし、明細データを参照することも容易に実現できました。また、Excelからのデータ取り込みや、Excel帳票への数値出力も簡単で、以前から使用しているExcel帳票のレイアウトをほぼ変更せずに「fusion_place」へのデータ入出力に活用できたので、当社固有の業務に適合させながら迅速に導入することができました。」(経営管理部 担当者)
「子会社毎に勘定科目の体系が異なるため、従来は手作業で各社用の収集フォームを作成していました。「fusion_place」の機能により、各社の収集フォームを自動で作成し、さらに実績データも自動で反映することができるようになったので、フォームの準備、チェック、および各社データの集計作業に要していた多大な時間を削減することができました。また、導入前は後工程部門にExcelでデータを提供していましたが、後工程での一部の業務も「fusion_place」内で実現したことで、後工程の業務効率化も合わせて実現することができました。」(グループ事業管理部 担当者)
「毎月10人日程度かかっていた業務が今では数分でできるようになりました。「fusion_place」は自分たちでシステムを構築可能な点が魅力です。われわれの部門では管理対象組織が多く、さらに、その中にある数多くのプロジェクト案件も管理しなくてはなりませんが、設備投資の計算や経費の集計なども「fusion_place」の機能を用いて自分たちで作成することができるようになりました。」(技術企画部 担当者)
■KCPSとKDDI WVSの利用により高セキュリティ、かつ柔軟にスケールアウト可能な環境を構築
今回の採算管理システムはKDDIの法人・ビジネス向け「KDDI クラウドプラットフォームサービス(略称:KCPS)」(クラウド基盤構築)と「KDDI Wide Area Virtual Switch(略称:KDDI WVS)」(イントラネット・VPN・専用線などのネットワーク構築サービス)を利用し、KCPS上の「fusion_place」と社内イントラネットをKDDI WVSにて接続することにより、セキュアかつ柔軟にスケールアウト可能な環境を構築しました。
■KDDIについて[ http://www.kddi.com/ ]
KDDIは移動通信・固定通信の両方を併せ持つ総合通信事業者として、時代の変革をリードする企業を目指しています。個人のお客さま向けには「au」ブランドのもと、移動体通信事業と固定通信事業を展開、法人のお客さまにはFMCネットワークからデータセンター、アプリケーション、セキュリティ対策まで全てのICT領域でサービスを提供しています。あらゆるサービスにおけるお客さま満足度No.1に挑戦するとともに、持続的な成長を遂げていくため、事業基盤の強化を図りつつ、KDDIならではの新たな価値創造へチャレンジしていきます。
■フュージョンズについて[ http://www.fusions.co.jp ]
フュージョンズは、大手コンサルティング会社において会計/経営管理システム分野で長く活動してきた創業メンバーによって設立され、「fusion_place」を中核とするプラットフォームソリューションの開発を進めると共に、経営管理の仕組みづくりと仕組みの運用のための各種サービスを提供しています。
※「fusion_place」は株式会社フュージョンズ及びその供給元の商標又は登録商標です。その他の会社名・製品・サービス名は各社の商標又は登録商標です。
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